沼メモ

FF14(槍鯖)、その他ゲームやらなんやらの話題を書きたい。

クリード チャンプを継ぐ男 観た

ロッキーシリーズに続き、「クリード チャンプを継ぐ男」を観たので感想を書き散らしてみる。

ロッキーシリーズは1-ファイナルまで観ている。ネタバレとか気にせず書くので注意。

クリードはロッキーシリーズの続編に位置する作品だが、ロッキーのライバル、アポロ(故人)の愛人との息子アドニスが主人公になる。生みの母親も亡くなり、施設で生活していたが、アポロの妻に引き取られ、生活することになる。しかし、アポロの血がそうさせるのか、自己流でボクシングを始めていた。大企業に入り昇進もしていたアドニスだったが、ボクシングに専念するため、会社を辞め、フィラデルフィアのロッキーを訪ねるのだった。

とりあえず一番心にきたのがパンツだったよね。終盤の試合前にアドニスがはく星条旗柄のパンツなんだけど、これって父親のアポロが愛用していた柄なんだよね。クリードではアポロとアドニスの確執みたいなものもあるわけなんですが、これにいたるまでの経緯を観ると、このパンツでグッとくる。

クリード パンツ

それから、過去作を連想させる、セリフや展開などもやっぱりいいよね。特に最後の試合展開だとか、アドニスの言う「俺は過ちじゃないと証明したい」というセリフも「俺はただのごろつきじゃないと証明したい」と言った、ロッキーと重なる。

それ以外にも、個人的に面白かったのが、「今日はやめとけよ、女は足にくる」ってセリフがミッキーのセリフまんまでいいなーって感じた。

あと、アドニスだけじゃなくてロッキーが今作でも戦うのがいい。ロッキーが今作戦うのは自身のガン。作中でガンにおかされていることが判明したロッキー。治療を行えばまだ間に合うと医者に言われるが、「妻に会いたい」「たとえ戦っても、どんどん戦況が悪くなり、大概負ける」と治療を拒否してしまう。

今まで逆境に立ち向かってきたロッキーが、加齢と孤独によって超弱気になっている。今作では、妻エイドリアン、親友ポーリーはすでに亡くなっており、息子もシカゴで暮らしている。エイドリアンやポーリーが生きてたら、もしくは息子が近くにいたらまた違ったんかなー。

そんなロッキーだったが、アドニスとの関わりでガンと戦う覚悟を決めるのだった。「俺も戦う。一緒に戦おう」というアドニスの言葉もまたいいんだよ…

自分の場合はロッキーの過去作観てからクリード観たけど、クリード観てから過去作観てみるのも面白いかもしれない。過去作観ない人がクリード観たらどう感じるんだろう。