紅蓮のリベレーターのラスボスとして登場したゼノス・イェー・ガルヴァス。
ツイッターなどを見ていると、なかなかの人気を誇っている様子。
個人的には個性的なキャラクターではあったが、あんまり好きではないかなーといった感じ。FF14で好きな悪役枠であれば私はガイウス様を押したいと思うのですよ!
以下4.0までのネタバレを含むかもしれない。
FF14のver2.0(だっけ?)のラスボス ガイウス・ヴァン・バエサル
ガレマール帝国軍第XIV軍団の軍団長としてヒカセンの前に立ちふさがったガイウス。本編の前にアラミゴを属州化し、臨時属州総督に就いており、そのままエオルゼア全土を統治しようと三国へ侵攻しようとしていた。
まあ、こちらをなめた態度やエオルゼアへのdisりには辟易するところもあるが、それを差し引いてもこの男の信念を通す姿勢みたいなのには好感を覚える。
■力こそパワー
プラエトリウムの戦いでは、「エオルゼアが本質的には蛮神と同じ神を信奉し、あまつさえその力にすがって十二神を神降ろししたのは全て為政者が弱いため。俺が支配すればそんなことさせずに問題を解決できる」とのたまって冒険者に襲い掛かってくる。
まさに力こそパワー!な主張である。
まあ、為政者が弱いかどうかはおいておくとしても一定の説得力はあると思う。蛮族問題、難民問題、海賊の問題etc....。エオルゼア各国はそれぞれに国内の問題を抱えていて、国内問題を優先して歩調を合わせられずにいた(特に終盤直前などは顕著)。そのうえ、蛮神が現れれば越える力を持つヒカセンに頼りきり。そんな感じだから「強い力で統治することが必要」という点には共感してしまう。
また4.0で語られることだが、かつてエオルゼア侵攻のため、毒ガスをまくという作戦が考案されていたらしい。しかし、ガイウスがその作戦を却下したことで毒ガスの製造は中止となった。ガイウス曰く「これから支配する我らが民に無意味な危害を加えるな」といったところらしい。「支配」や「破壊」ではなく「統治」をしようとしていたガイウスの人柄がわかる。
■確かな力
これが対して実績もないペーペーだったら「何言ってんだこいつ」で終わっていたが、ガイウスはその力の証明としてアルテマウェポンを持ってくる。このアルテマウェポン、蛮神イフリート、タイタン、ガルーダを一気に相手にし、瞬殺するという離れ業を見せつけている。
少なくとも蛮神問題についてはほぼ解決できると思わせるようなインパクトがあった。アルテマウェポンがいれば蛮神に対してヒカセンに頼りきりという状況は改善されるだろうことは間違いなかった。
そういえば2.0以降アルテマウェポンってどうしたんだろう?完全に破壊されて使えなくなったのか?
できれば作り直してもらって、今後蛮神に対しては全部アルテマウェポンで対応してもらいたいところ。そうすりゃ蛮神に対してはヒカセンに頼るしかないみたいな状況は回避できるはず。
■CV:大塚明夫
最高です。
そんな感じでガイウスの良いところを挙げてみた。とはいえ別にガイウスに征服されればよかったとは微塵も思わないが、悪役としては結構好きな部類に入るやつではある。