沼メモ

FF14(槍鯖)、その他ゲームやらなんやらの話題を書きたい。

諦めるとQOL上がることがある

人生諦めが肝心といった言葉があるが、個人的な感覚としてはしっくりくるところがありまして。

私は人と話すことが苦手。事務的な話とか何か目的がある会話なら問題ないとは思うけど、日常会話で話を振ったり、相手の話題から話を広げるというのがどうにもよくわからない。

こういうことを言ったりすると、「聞き上手」になるといいよというのが書かれたりするが、どうにもしっくりきたことがない。聞き上手になるにしたって、相手から話題を引き出さないといけないことには変わりないので、結局自分が苦手なことをやっているような気がする。

かつてはこういうところを直そうと思って、改善しようとしていた時期もあったが、今は「無理に改善しなくてもいいかな」といった心境に落ち着いている。結果的に、対してできもしないのに変えようと思ってた時よりQOLが上がったように思う。

改善しようとしていた時期にQOL低かった理由としては、単純に「一朝一夕で変えられないことを変えようとして、自己嫌悪に陥っていたから」

人とうまい具合に話すなんて一日二日でほいほいできるようなもんではなかった。そのことを当時の自分はわかっておらず、ネットやら本やらで知識仕入れてやってみようとしたが、そんなほいほいできてたら苦労しないわけでして、当然のごとく失敗して自己嫌悪に陥るということになった。

そのうえ自己嫌悪して、自分を批判的に見ることで満足してしまってたところがあった気がする。「こんだけ嫌な思いしてやっているんだから、きっと大丈夫」「苦労している自分かっこいい」みたいな。自分が苦労している、マイナスな気分になっていることと、物事が解決に向かっているかどうかというのは全く関係ないというのに。

今までの経験則として「直そうと強く思っていることほど直らない」のかもしれんなーと感じる。

そのうえで「無理して直そうと思わなくとも、直す必要があるならばそのうち直るでしょう」と考えることにしている。

とにかく自分で自分を批判して、否定的になるのはよくない。上で言ったみたいな「自己嫌悪して満足している状態」になりかねない。

自分を自分で批判してうまく問題を処理できるのなんて、自尊感情が十分育った陽キャだけなんだよなー…。自尊感情が十分にない人間がそんなことしてたって心が死んでくだけで、問題は全然解決していかなかった。

そういう人間に必要なのはとにかく自分を肯定してくれる何かだろう。本でもなんでもいいけど、とりあえず自分に都合のいい思想を見つけておくのは大事。実際には都合のいい思想だけだと問題起こりそうだけど、心が死ぬよりはいいだろ。

直さなくていいやと諦められるとずいぶんと楽になれた。と同時に直らないこと前提でどうしたらいいかなーと前向きに問題を考えることができるようになってQOLあがっていったように思う。

まあ、とはいえ何でもかんでも諦めきれる訳でもないんですがね。まだまだ、いろいろ失敗しては「ああー、直さんとなー」とかついつい自分に批判的に思ってしまう。できるだけ諦められるようにしていきたい。