可愛い彼女とやばいレベルでひたすらイチャイチャするルート。エロゲ―に倫理的な視点を持ってきても無粋になるだけとはわかっているつもりなのだが、このルートを選んだ私はつい「お前ら大丈夫か…?」
と感じてしまった。
先日、プライマルハーツの体験版をやってみたら案外続きが気になったので、製品版を買ってここ最近やっていた。今までギャルゲーはいくつかやっていたが、エロゲ―はこれが初めてとなる。
プライマルハーツは二大政党制よろしく、2つの生徒会が選挙で争って運営方針を決めていく学校が舞台のエロゲ―。
共通ルート、ゆづきルートをやった感想としては、全体としてコミカルな展開が多く感じた。一瞬シリアスな展開になったとしても、5分以内には何らかの形で解決されている。そういう意味で安心感はあった。
個別ルートへの行き方は、途中で明確に「誰々を意識する」みたいな選択肢が出て、それだけで決まるため攻略サイトとかを見る必要は一切ない。クラナドやってた時なんかはそのキャラだけじゃなくて別のキャラの好感度もある程度上げなきゃいけないとかあったから、このシンプル具合は分かりやすい。
体験版やってた時から気になったのは駒形ゆづき。というか共通ルートやってたらとりあえず駒形ルートに行かないか? 序盤から主人公と一緒に下校イベントしてるし、向こうからもぐいぐいアピールしてくるし、全体を通して正ヒロインのような扱いに感じた。共通ルート序盤がゆづきにスポット当ててるから、その印象が強く残ってしまったのかもしれない。
共通ルートでは序盤、終盤と結構見せ場がある彼女。当初は健気で可愛いなーくらいの感じだったのだが、個別ルートに行くと、そのうちエロゲ―らしい濃厚なイチャイチャが展開される。
このルート、物語的な緩急とかアップダウンとかが共通ルート以上に小さく感じた。終盤に少しだけシリアス展開っぽいものがあるものの、そこまで大きな問題もなく終わる。ひたすら可愛い彼女とラブラブイチャイチャエッチッチする感じの個別ルートと感じる。
個人的には共通ルートでの息の合った夫婦みたいな魅せ方の方が好みだったかなー。個別ルート入ってからはあまりのイチャイチャぶりに食傷気味になり、エロシーンは途中からは死んだ目をしながらひたすらクリックを連打していた。
もうちょい落ち着いた夫婦的な関係性も描写してもらったらもっと好きになれたなーと思った惜しいルートだった。
さて、次は天神平ルート行ってみようか。