シアトル編を終えたようなので、そこまでの日記。がっつりネタバレ記事なので注意。
前回、ジョエルを殺したのがWLFという組織と書いたが、実際にはWLFに吸収された元ファイアフライと判明した。それも前作ラストでジョエルが殺した医師の娘アビーがその中核のようだ。やはりこう来なくては物語にならんだろうな。
道中、難易度設定でエリーの強さを一段階あげておいた。
本作の敵(人間)がかなり強い気がする。単純に数も多いし、複数できっちり十字砲火を形成するように動いてくる。前作は大体正面から来るだけだった気がするから、かなり手ごわく感じた。
今作は難易度設定とかがかなり細かく設定できて、自分の強さや敵の強さだけを上げることも可能。ある程度ごり押しができるようにしたら快適になった。
エリー編
ジョエル殺害時のメンバーを順調に倒していくエリー。
途中途中で過去編が入り、ラスアス2の開始2年前にエリーが研究所での顛末を知っていたことが判明する。
どうやらワクチンを開発できる医師は1人だけだったようで、ジョエルがその医師を殺害したことでワクチン開発が永久に不可能になっていたようだ。
ラスアス2の冒頭で、エリーとジョエルがえらくぎくしゃくしていたと思ってたけど、これが原因か。
ワクチンを開発できると信じてジョエルと旅をしてきたのに、自分を守るためにワクチンの開発が不可能になってしまったうえ、エリーじゃなくてもワクチンは作れるとずっと嘘を教えられてきた。結果、そこらじゅうで今も感染者が出ているわけで、複雑だろうな。
そんなこんなでシアトル3日目。
水族館でオーウェン、メルを殺害しアビー以外のメンバーは始末したエリー。そこにちょうどトミーが合流する。
一旦拠点に戻ってきた一行。妊娠中のディーナをジャクソンに戻すため、アビーへの復讐は一時中断し帰り支度をする。
そこにアビーが突如攻め入り、ジェシーを殺害。エリーに銃を向けた。
ここで突然暗転し、アビー編が始まった。当初はアビー視点でシアトル編をみるためのダイジェスト程度かと思っていたけど、どうもそうではないらしい。
エリー編と同じくらいの操作時間があり、がっつりアビーの1日目から3日目を体感することになった。これもしかてアビーが裏主人公ってことなのかな?
アビー編開始
父親の復讐を成し遂げジャクソンからシアトルに戻ったアビー。戻ってからもWLFとしての仕事が待っていた。
長年敵対関係にあるカルト宗教団体スカーの掃討を命令される。そんな折、復讐仲間であり元恋人のオーウェンが仲間を殺害し失踪したという情報が入った。
アビーはいてもたってもいられず、キャンプを抜け出しオーウェンを探しに向かう。道中、スカーに見つかり殺されかけるも、スカーから脱走した子供ら(ヤーラ、レブ)にたまたま助けてもらい、成り行き上行動を共にすることとなる。
アビー編ではその後レブとツーマンセルになって行動することが多くなり、敵対組織同士だったが、生死を共にする中で絆が深まる様子が見どころの一つ。
ヤーラが死にそうになったときに命の恩人だからとはいえすぐに助けようとするなど、アビーもなかなかにお人よしというかいいやつなんだよなー。
肝心のオーウェンはというと、昔から拠点にしていた水族館に引きこもっていた。仲間を殺害した理由を問うと、老人のスカーを殺せなかったことで仲間から殺されかけたので抵抗したら撃ってしまっていたらしい。
オーウェンはWLFの戦いに飽き飽きしていたようだ。「クソほど興味もない土地を巡っていがみ合うのはもう嫌だ」と。そしてファイアフライが生き残っていると噂があるサンタバーバラへ向かうという。
馬鹿なことと一蹴し、大人になれと諭すアビー。親を殺した敵を殺せば大人になれるのかと煽りだすオーウェン。一瞬険悪になるも、過去をごまかすかのようにセックスを始める二人だった。
…あれ、オーウェン君、今はメルが恋人ってか妊娠させてるけど大丈夫?と今後の展開を微妙に心配してしまうのだった。
アビー編2日目
夜が明け、スカーの追撃を受けていたヤーラとレブを救助するアビーだったが、ヤーラが、重体となってしまう。治療をするため、とりあえず水族館に戻るとオーウェンの今カノであるメルが来ていた。
案の定微妙な空気感が漂うが、今のところ助けられるのは医者であるメルだけなので助けを求めるのだった。
必要な物資を調達するため、レブと共に病院に行き、必要な物資を持ち帰る過程で、レブと信頼関係を築いていくのがよかったな。かつてのエリーとジョエルとはまた違って、兄弟みたいなパートナーに感じた。
アビー編3日目
病院から戻り、ヤーラも無事回復したところで、物語は動き出す。
オーウェンがヤーラ、レブ、アビー、メルにサンタバーバラへ行こうと誘ってきた。
ヤーラとレブはまだしも、妊娠してる今カノと未練たらたらな元カノを一緒に誘うというなかなか剛毅なムーブに驚かされる。
メルはアビーに対して、あんた抜きなら一緒に行くと言ってバチバチだし、アビーも一緒には行けないと当然の反応。オーウェンはそれでも食い下がる。「きっと幸せになれる」じゃないんだよなー。
過去編ではオーウェンと上手くいってたように見えたんだがなー。何でこうなったのか。この辺のドロドロもなかなかに見どころ。
そんな折、スカーの本拠地の島に残してきた母親を連れてくるため、レブが単身で行ってしまう。母親から殺されかねないということで後を追うアビーとヤーラ。
島に着いたものの、WLFも島に総攻撃をかけてきており、島は大混乱となっていた。何とかレブに追いつく2人。レブは生きていたが、母親は死亡していた。襲ってきた母親ともみ合った末、殺してしまったようだ。
島から脱出する一行だが、道中でヤーラが死亡。失意のうちに脱出を果たすのだった。
ジェシーの時も思ったけど、このゲーム総じてポンポン人が死ぬ。
メインキャラと近い関係だしそんな死なんやろーと思っていたキャラも扉を開けたら撃ち殺され、脱出するときにパッと殺され油断できない。「ドラマティックな死」なんてものはほとんどない。撃たれて終わりというのがリアル感ある。
水族館に戻ってきた2人。エリー編で見た通り。オーウェン、メルは既に殺されており、アビーは復讐のためエリーたちの拠点へと向かう。
驚いたのが、拠点襲撃の操作がアビー側だったこと。てっきりここで操作がエリーに代わってアビーに復讐を果たすことになるのだろうと考えていたのだが、そのままアビーを操作してエリーと対決することになる。
というわけで対エリー戦だが、エリーが鬼強くてめちゃくちゃ苦戦した。
正面から攻撃するとカウンターで即死というクリッカー級の戦闘能力と、銃や罠を使う人間の狡猾さを併せ持っており、まさにバケモノといってよい強さを持っている。
エリーを倒すとシアトル編は終了。
アビーはとどめは刺さず、二度と姿を見せるなと言ってその場を去る。
殺さなかったのは何でなんだろうな。復讐に嫌悪感を持ってしまったのか、復讐の復讐で殺すことに不毛さを感じたのか。この辺は他の考察とか読んでみたいな。
その後エリーに操作が移る。月日が流れ(1,2年くらいかな)、エリーはディーナとその子供と3人で他のコミュニティと離れて生活していた。
穏やかな生活かと思いきや、ふとした瞬間にジョエルが殺された時がフラッシュバックしており、心が休まることのない日々を過ごしていた。
そんな折、トミーがアビーと思われる女がいると情報を持ってきた。
自分は足を悪くして復讐に行けないが、エリーに復讐を任せたいようだ。ディーナ母子のこともあり一度は断ったエリーだったが、どこまでも追いかけてくる悪夢を終わらせるため、ディーナを振り切って再び復讐の旅に出る。
おそらく終盤。この後はどうなるのかな。