エオルゼア読書倶楽部でお世話になってるユウさんのブログを見た。
自分自身は今のところ座右の銘みたいの名はないのだが、ユウさんの座右の銘候補が見ていたら、自分が昔名言集めしてたことを思い出した。
確か中学生くらいの時だったと思う
主に漫画やアニメで自分が気になった言葉を、最初は手書きして、後にパソコンで打ち込むようになった。
今思えばこっばずかしく感じるが、当時はかなり習慣的に収集していた。その過程でブラインドタッチも覚えたから、いい経験にはなってたな。
今はもう紙もデータもどっか行ってしまったな。
……と思って机漁ってたらあったわ! 必要なものは一瞬でなくすけど、どうでもいいものだけは持ってんだよな。
見てみると、最遊記やHOLiC、その他当時のゲームやアニメ、ドラマとかのものと思われるものも書かれている。
面白そうだから、いくつか抜粋してみよう。なお、複数人での会話をまとめていたり、読みやすくするために句読点等を足したりしているため、原文と同一ではないことを断っておく。また、一部は後から記憶だよりで記録しているものもあるため、表現が異なっていることもあると思われる。
「最遊記」
人の命なんてもんは煙草と同じじゃな。
燃え尽きたらばまああっけなく煙になって消えっちまう。
そいつを背負うっちゅーことはの、煙を肺まで呑み込んでやるようなモンじゃ。
そうやってな、真っ黒になった肺がお前さんの「業」じゃよ。
汚れ物が今更綺麗事ぬかすなってこった。
雑巾には雑巾の役割があるだろうが。ハンパなんだよ。
「誰それの為に」なんぞヌルい事抜かしてんじゃねえよ。要は手前がどうしたいかだ。
俺は生きてから死ぬまで、俺だけの味方だ。
(たかが妖怪の命を、人間が尊重してやる必要がどこにある!?に対して)
…あんたらに、たったの五分でも誇りがあるなら、分かったかもしれねえがな。
「HOLiC」
(自分を犠牲に人質を取り戻そうとする主人公に対して)
投げ出しちゃうのね。自分を。そんな簡単に投げ出せるモノが大切なものと交換できると思う?(中略)他にも居るでしょう? 貴方を大切に思ってるモノ。それを理解らず、自分を大切にしない。他者が傷つくのは厭うのに自分は傷つける。傷ついた貴方をみて、貴方を大切に思うモノがどう傷つくかも理解らない。
血がつながってようが、どんな関係性があろうが、アナタ以外はアナタじゃないヒト。だから、アナタが自分で考えて、自分で決めなきゃいけないのよ。誰かの都合や助言じゃなく、アナタにとって、ソレは必要なのか。
誰かに迷惑をかける。でもやりたい。それだってアナタの意思よ。それを無視して他人がこう言ったからとか、世間体とか常識とか考えて行動してたら結局やめられない。やめられるわけがない。だって「アナタ」は納得していないし、そんなんじゃ「アナタ」は「アナタ」と約束できないもの。
「メタルギア」
(慢心でミスした味方から、どうして責めないのかと聞かれて)
じゃあ、お前は俺の仲間を殺したクソ野郎だと言えばいいのか? それともお前のせいじゃないとでも言ってほしいのか?
残念だが、俺にはお前の罪悪感だか自己憐憫だかに付き合っている暇はないんだ。そんなものは自分で処理しとけ。甘えるな。
ボス…。あんたが正しかった。世界を変えることではなく、ありのままの世界を守るために最善を尽くすこと。他者の意思を尊重し、自らの意思を信じること。
それが…、あんたの遺志だった。
言葉を信じるな。言葉の持つ意味を信じるんだ。
助けるのではない。別に彼らに許可を得て行うわけではないからな。そう言われたら、彼らも嫌な顔をしよう。恩着せがましいことはやめるがいい。善人面は似合わぬ。悪党の真似をするのもな。我らの行動は我らが決め、我らが行う。それでよかろう。
好きに言わせておけばよかろう。よく調べてもいないのに他人の悪口を言うのはどうかと思うが、だからといって言論弾圧するのはもっとどうかと思うぞ。
「不明」
お前たちはいつでもそのように分かりやすい悪に取り付こうとする。親が、教師が、信頼する友人が、資格がこう言ったからといつでも他の誰かに責任を押し付け、すぐに思考を停止させる。
そのくせ、裏切られたときはブタのように喚き散らす。一度自分の顔を見てみるがいい。最低な自分の顔をな。
敬意を払うべき人間ってのを見極めるべきなんだよ。人間の人となりってのは、そいつが目下の者をどう扱うかで決まる。
こんなところかな。
全体的に自分のことを自分自身で決める。自分のために行う。汚れ物なら汚れ物としてやることやれといった感じのマッチョな価値観が見え、そういった言葉を集めていたようだ。
精神的にタフになりたいと思っていたのかもしれない。
しかし、最近はできないことに対して諦めの境地に達しつつあり、あんまりマッチョなことばっかり言ってもしょうがないじゃんと思うようになってきたと感じる。
今は名言集めはしていないが、実際やったら当時とはまた別の言葉を取り上げるのだろうな。
なんとなく自分自身の変化を感じ取った記事になった。
たまにはこういった過去の自分との比較も面白いかもしれない。