沼メモ

FF14(槍鯖)、その他ゲームやらなんやらの話題を書きたい。

己に潜む世間の目

自分の中に、自分が嫌っている世間の目みたいな価値観があるなーって感じて、そういうのに振り回されたくないな~って話。

 


もう随分昔のことながら印象に残っていることがある。

7,8年前だったか、まだ自分が学生で、秋葉原を散策していた時のこと。

いわゆるメイド姿にコスプレした女性を見た。チラシみたいなのを配ってたから、多分お店の呼び子だと思う。

ここまでは秋葉原ではいつもの風景だろう。

ただ、ご本人には本当に失礼だとは思うが、その女性の風貌が気になった。

 

服はピンクのフリフリが着いたメイド衣装ながら、年の頃は見た感じ50代以上に見えた。今どきはお年を召されていても美魔女と呼ばれる人もいるが、そういったタイプでもなく、皺が刻まれ、苦労してお年をとられたのが感じられるようなイメージ(完全に個人の偏見です)。

 普段秋葉原でメイドのコスプレしている人たちと比べると、ひどく浮いた印象の女性だった。

その人を見た時、当時の自分は何だかネガティブな「うっ!?」という感覚を持ち、その後「いい年して何をやっているのだろう…」と感想を持った。

その瞬間、「ああ、これが世間の目というものか…」と少し自分に落ち込んでしまった。


私はいわゆる世間の目みたいな価値観が好きではない。
ゲームが好きと公言しているとたまーに「(年齢的に)まだゲームやってるの?」みたいなことを言われることもある。面と向かって直接言われることはあまりないものの、世間的にあまりいいイメージはないだろう。

そういうのに反発してやってきたところもあったから、コスプレとかについても、それこそ老婆だろうがきもいおっさんだろうが、本人が望んだコスプレであれば何ら妨げられるものではないのだから、変に拒否せずに「いいじゃん!」って思えばいいのにとそれまでは考えていた。

 

 で、現実にその場面に会ったらどうしたかと言えば、「いい年をして…」とかいう自分が忌み嫌ってきた感想を覚えている。
なんというか、自分自身が所詮「世間の目」を内包した俗物でしかないなーと思ってしまったわけだ。

 

それと同時に、自分の忌み嫌ってきた世間の目なる価値観も、別にきちんとした考えや思想があるわけではなくて、もっと原始的な自動的に浮かんでくる「うっ!?」というネガティブな感覚を根拠にしているに過ぎないのかもなーとも感じた。

 

「うっ!?」という感覚が自動的に浮かんでくるものなのだとしたら、それはもはや自然現象というものだろう。
雨が降り、川となり、海に流れて、雲となって、また雨が降る。それと同じこと。自然現象それ自体について良いとか悪いとかいう人はいないだろう。というか良いも悪いもない。ただそうだからそうなっているだけだ。

 

この自然現象としての感覚を根拠に世間の目が作られているなら、そんなものにいちいち固執して、嫌っていた自分は大分あほになるな。

私の感じてきたことは雨が降る中わざわざ傘も差さずに外に出て、「雨が降るのは悪いことだ!。やめろ俺を濡らすんじゃない!!、とっとと晴れろ!」と言っているようなものだった。
良いとか悪いとかないし、雨が降ってるなら家にいればいいし、出かけたいなら傘でも差せばよかったのだ。坂本龍馬みたく雨に濡れるから川に泳ぎに出かけてもよかったかもな。

 

出来ればいちいち自然現象としての感覚に振り回せれないようにしていきたい。
ただ、なかなか難しそうだな~。どうしたって嫌な言葉を聞いたら嫌な気持ちになってしまうもので、それに振り回されるのも人間だろうという気持ちもある。

それにそういった自然現象としての感覚から距離をとろうとするなら、ネガティブな感情を遠ざけることもできようが、同時にポジティブな感動とか楽しみなどからも距離を置くことになりうる。

 

この辺のバランスをどう取っていくのかがこれからの肝かもな。

 

 

Valheimくそ面白い

最近話題のValheimにはまってる。

store.steampowered.com

 

ネットのゲーム記事とかで結構話題になっていたのは知っていて、ジャルさんやれくのさんがやっているのを知ったので、試しにやってみるかと思い立った。

元々箱庭ゲームは自由度高すぎて目的が見いだせずにやらなくなったり、海外ゲーのグラフィックが苦手なことが多かったりして、楽しめるか不安だったが、現状かなり楽しい。

今は共同で開拓する用のジャルさん鯖とソロで開拓中の自分の鯖の2つを行き来している。

 

さすがに今は少し落ち着いたが、購入した当初は連日夜中の2時くらいまで遊んでしまうくらいには面白い。寝不足過ぎて若干仕事に影響出てしまうのなんてかなり久しぶりだった。

 

本作は北欧神話やバイキングをベースにした世界観で、オープンワールド内でサバイバル生活をするゲーム。あまりこういったサバイバルゲームは実況とかで観ることはあっても、したことがなかったため結構新鮮だった。

 

広大な世界

マップがとんでもなく広く、探索好きにはたまらないだろう。最初の島は大体6,7時間もあればおおよその大きさは分かってくるんだけど、本当に世界の一部でしかなく、別の島に船で行く必要が出てくる。地域の特性(バイオーム)も現時点で7,8種あるようで、まだまだ行けていないところがたくさんあり、モチベーションが高まる。

 

綺麗な風景

今までやった海外製のアクションゲームとかだと結構おどろおどろしい雰囲気のモンスターや場所が多くて、気分が乗らずにあまり続くことがなかった。例えばウィッチャー3は10時間くらいやったらげんなりして、そのままやらなくなっていた。
その点、Valheimは景色が綺麗。上手く言えないがゼルダの伝説BotWを髣髴とさせるような空気感がある。

海の表現も動きをとても感じられる作りで、昼の凪の海はゆったりできて綺麗だし、夜の嵐はとても恐ろしく感じる。夜の船上から見る星も静かで綺麗だ。


ただ、プレイヤー近くのグラフィックはとんでもなく粗くなる。これは意図的なものらしく、容量を軽くするためらしい。自分も始めた当初は「グラフィックPS1レベルじゃね…?」と驚いていたが、近くを粗くして、遠くは綺麗に見せるという工夫には感心した。
こういったワールドの綺麗さは自分がゲームを続ける強い要因になるため、とてもありがたい。

 

明確な目的

ボスという明確な目標があるのも自分的にありがたい。例えば箱庭ゲームで「遊ぶ場所作ったから好きに遊んでね」みたいなやつだと自分は続けられない人間だ。いわゆる何をしていいか分からない状態になってしまう。
ボスがいることで、目的から逆算して小目標を作って達成できてくるので、モチベーションが上がる。

 

難易度

3,4人と遊ぶのとソロで遊ぶのを両方やると難易度の差はやっぱりある。正直、ソロだと結構きつい難易度のような気がする。探索も採取もやはり人がいたほうが圧倒的に効率的だ。
ソロでやる時は裏技的に資源収集用の鯖を新しく作って、物資の運搬を楽にしてやっている。これはさすがにやらないとあまりに時間がかかり過ぎてしまうため妥協している。
出来れば鯖の人数に応じて、何らかの差があってほしいなあとは思うなー。

 

あとワールドの生成は作成時の英数字で決まるため、初期位置からのボスの遠さとかも変わってくる。

自分の個人鯖みたいに、2番目のボス倒すために遠洋航海して、明らかに後半に行くような地域に行かせられる可能性もあるが、鯖自体は簡単に作れるし、難しいと思ったら別の鯖を作るのも全然あり。自分はなんか負けた気がするからしばらくは今の鯖で続ける予定だけど。

 

こんな感じで、なかなかに楽しみながら進めている。とりあえず2番目のボス倒してーーー!!

 

 

変わらないコンプレックス

中学の部活の同輩の結婚式に呼ばれたときに、こう言われたことがあった。

「君は変わらないね」

向こうとしてはただの感想だったと思うのだが、なんだかモヤっとしたことを覚えている。

どうにも私は変わらないということに関してコンプレックスみたいなものを感じてしまっているようだった。

変わらないもの

確かに髪型も中学生からほぼ変わってないし、顔もそんなには変わっていないらしい。生活パターンさえ大して変わっていないように思える。多少金に余裕ができたから休みに出かけることは学生時代よりは増えたかもしれないが、基本的な行動パターン自体は学生時代の延長線にしかないような感じ。

 

学生から社会人になったときも大して違いがないように思っていた。

昔から親から「社会人は学生とは違うぞ。責任感が違う」みたいなことを言われていたが、社会人になったとき、親から言われていたほどでもなかった。せいぜい、中学生から高校生になったときや、高校生から大学生になったときと同じような感覚だった。

 

「学校へ行くように仕事に行き、学校から帰るように仕事から帰る」

…と思ったけど、これ多分逆だ。

 

「仕事に行くように学校へ行き、仕事から帰るように学校から帰っていた」というのが自分の感覚としては合っているように思う。ある意味、社会人になるための学校教育のたまものとも言えるかもしれないが、気づいてしまうとなんとも味気ない学生生活だったなと思ってしまう。

 

行動パターンを変えてみる

では、なぜその変わらなさをコンプレックスと感じているのか。

当然、中学時代からあまり変わっていないことに対して良くないことと考えているからだろう。成長していないように感じるというのが適当か。

 

実際のところ、10年以上経って変わらないというのはあり得ないけどね。良くも悪くも変わっていくものだし。今回の話は単に変わっているところが人から見えにくいところにあったということだろう。

 

うーん。どうすればいいかな。何か目に見えやすい形で変化するという手もあるし、変わっていないことが良くないという価値観をアップデートするアプローチもあるか。

 

行動パターンに変化を加えてみるかなー。

 

 

 

 

 

The Last of Us Part II 感想3 復讐の終わり

例のごとくネタバレ満載なので注意。

 

例えばキャンプに行って、しとしとと雨がずっと降ってて、自分はテントの中で雨の音をじっと聞いているような。でも最後は雨の音が止んで、晴れ間が見えたような。ラスアス2が終わったときに覚えたのはそんな感覚だった。

 

起きていても追いかけてくる悪夢を終わらせるため、エリーは再び復讐の旅にでる。
そろそろ終盤。久しぶりにエリーを操作できるかなと思っていたが、最初に操作するのはアビーだった。もしかして正主人公ってアビーになるのか…。

 

エリーとのタイマン後、アビーとレブが向かったのは、ファイアフライがまだ活動していると噂のサンタバーバラファイアフライ自体は既にいなかったが、本拠地と通信をとることができた。早速向かおうとするアビーらだったが、現地の無法者集団に襲撃され拘束されてしまうのだった。

 


 

ここでようやくエリーに操作が移る。

 

アビーを追ってサンタバーバラへ来たエリー。
道中、無法者集団に襲撃され傷を負うも、不死身かと思うようなバイタリティで突き進んでいく。

 

どうやらアビーは脱走しようとして捕まり、磔にされているらしい。

エリーは満身創痍のなか浜辺へ向かい、こちらも満身創痍のアビーとレブを開放する。

出会い頭にいきなり殺すことはしなかった。半死半生なアビーの姿に面食らってしまったのか、ほとんど抵抗しない奴をいきなり殺しても復讐にならないと思ったのかは分からない。

 

アビーたちはそのまま近くのボートへ向かい、脱出を試みる。
余談だが、この浜辺がタイトル画面の場所になってるんだけど、こういう終盤の場所がタイトル画面になってて、進めると内容が分かるみたいなの好き。

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エリーは途中までただ付いていくだけだったが、ボートに手をかけたところでジョエルの死に顔が脳裏に浮かぶ。
「行かすわけにはいかない」

 

今度はエリー側の視点で、アビーとの一騎打ちに挑む。

 

この一騎打ち、なかなかに辛いものがある。よく見知った敵を殺すのは難しい。ましてや子供を守ろうとする人間ならなおさらだ。
何とか殺す以外の道が開かないかと、とどめを刺すボタンをなかなか押せなかった。
それでも押さないと進まないのだからしょうがない。

 

最後のボタンを押す。
エリーがアビーにとどめを刺そうとする。

 

エリーの頭にジョエルの姿が浮かぶ。

でもそれは死ぬときの姿ではなく、どこか穏やかな顔でギターを弾いていた姿だった。

まだジョエルがいたころのいつかの記憶。

 

・・・・・・・・・


エリーはアビーを殺さなかった。または殺せなかった。

 

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泣きながらアビーを見逃がすエリー。

アビーは船でいづこかへと去っていった。

 

個人的には、これで良かったと感じた。いや、良い悪いじゃないとは思うんだけどさ。結局エリーの選択なんだし。
ただ見知った人が死ぬのはキツイから、神の視点で見てた側にするとやっぱりこれで良かったよ。

 

エリーにとってはどうだったんだろうな。どうしてアビーを殺せなかったんだろう?。

 

思えばアビーを見つけたところから、エリーはどこか殺すのをためらっていたようにも思えた。アビーへのセリフも「行かせない」ではなく、「行かすわけにはいかない」だったし、自ら望んだ復讐心というよりはどこか義務感みたいなものに突き動かされていたように思えた。
それにアビーをあと一歩で殺せるってところからずっと泣いていた。

 

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苦しげなエリー

 

この後に出るエピソードなんだけど、ジョエルが殺される直前にエリーと話していたことがあった。
エリーは、ジョエルが自分を病院から連れ出したことについて、ワクチンという生きた証を残せるはずだったのにそれを奪った。一生許せないけれど、「でも許したいとは思っている」と話していた。

 

もしかすると、レブを抱いて脱出しようとしたアビーに、ジョエルが重なって見えたのかもしれない。
アビーにジョエルを重ねてしまったから、ジョエルを許したいと思っていたのと同じようにアビーを許したいと感じてしまったのかなー。

 


 

サンタバーバラの一件後、家に戻ってきたエリー。ディーナはおらず家は空き家になっていた。残されていたギターを弾きながら、先ほどのジョエルとの記憶を思い出す。

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弾き終わったギターを置いて、どこかへと歩いていくエリーを映して物語は終わりを迎えた。

アビーとの因縁を断ち切ったエリーなら、おそらくもうジョエルの悪夢に悩まされることはないのだろうと感じる。

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進む者と残された記憶

 

ずっと暗く重たい話だったけど、最後はエリーも吹っ切れたように見えたし、やってよかった。

 

システム面ではあまり真新しさは感じなかったけど、ストーリーは心をめちゃくちゃ揺さぶり続け葛藤を生んでとてもよかった。
ただ、とても陰鬱な印象を持つと思うので、人は選びそう。

 

 実際、レビューとかも賛否両論だったらしい。その内容もクリア後ある程度目を通してみた。

 

 まあ、少なくともプレイして愉快な気持ちになるようなゲームではない。冒頭でも言ったように、ずっと雨に降られているような感覚だ。
またジョエルが序盤で殺されるのもきつい展開ではあったろう。自分は先にジョエルが死んで復讐するようなストーリーなのは知っていたから事前に準備できたけど、そういう事前情報がない中でジョエルに思い入れがあったらかなりきつそうだし、ジョエルとの共闘を期待していたらがっかりはするだろうな。
この辺はPV詐欺みたいなところがあったみたいだから仕方ないところはありそう。

 

 ただ自分はジョエルの死にそこまで理不尽さは感じなかったかなー。あんだけ人間殺してたらそりゃ殺されるでしょ。ACのオールドキングも言ってたように「殺してるんだ。殺されもするさ」ということだ。

 

LGBTsがどうのこうのとかいうのは正直どうでもいいかな。ただ単にそうであったからそうなっただけの話だろう。

 

こういうストーリー性の強いゲームをクリアしたときはいつも思うのだが、正直、ストーリー上の演出についてまだ全然理解できてないなーと感じる。人の考察記事を読んで、「そんな意味があったのか」とか「そういえばそんな演出があったな」とかめちゃくちゃ思う。


他の人の考察を見ながら、色々考えられる作品はいいものだ。

 

続編が出たらぜひやってみたい。

 

The Last of Us Part II 感想2 シアトル復讐記

シアトル編を終えたようなので、そこまでの日記。がっつりネタバレ記事なので注意。

 

前回、ジョエルを殺したのがWLFという組織と書いたが、実際にはWLFに吸収された元ファイアフライと判明した。それも前作ラストでジョエルが殺した医師の娘アビーがその中核のようだ。やはりこう来なくては物語にならんだろうな。

 

道中、難易度設定でエリーの強さを一段階あげておいた。

本作の敵(人間)がかなり強い気がする。単純に数も多いし、複数できっちり十字砲火を形成するように動いてくる。前作は大体正面から来るだけだった気がするから、かなり手ごわく感じた。

今作は難易度設定とかがかなり細かく設定できて、自分の強さや敵の強さだけを上げることも可能。ある程度ごり押しができるようにしたら快適になった。

 

エリー編

ジョエル殺害時のメンバーを順調に倒していくエリー。

途中途中で過去編が入り、ラスアス2の開始2年前にエリーが研究所での顛末を知っていたことが判明する。

どうやらワクチンを開発できる医師は1人だけだったようで、ジョエルがその医師を殺害したことでワクチン開発が永久に不可能になっていたようだ。

ラスアス2の冒頭で、エリーとジョエルがえらくぎくしゃくしていたと思ってたけど、これが原因か。

ワクチンを開発できると信じてジョエルと旅をしてきたのに、自分を守るためにワクチンの開発が不可能になってしまったうえ、エリーじゃなくてもワクチンは作れるとずっと嘘を教えられてきた。結果、そこらじゅうで今も感染者が出ているわけで、複雑だろうな。

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研究所跡地での2人 エリーの表情が物悲しい

 

そんなこんなでシアトル3日目

水族館でオーウェン、メルを殺害しアビー以外のメンバーは始末したエリー。そこにちょうどトミーが合流する。

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一旦拠点に戻ってきた一行。妊娠中のディーナをジャクソンに戻すため、アビーへの復讐は一時中断し帰り支度をする。

 

そこにアビーが突如攻め入り、ジェシーを殺害。エリーに銃を向けた。

 


 

ここで突然暗転し、アビー編が始まった。当初はアビー視点でシアトル編をみるためのダイジェスト程度かと思っていたけど、どうもそうではないらしい。

エリー編と同じくらいの操作時間があり、がっつりアビーの1日目から3日目を体感することになった。これもしかてアビーが裏主人公ってことなのかな?

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アビーの過去。懐かしい場所だ

 

アビー編開始

父親の復讐を成し遂げジャクソンからシアトルに戻ったアビー。戻ってからもWLFとしての仕事が待っていた。

長年敵対関係にあるカルト宗教団体スカーの掃討を命令される。そんな折、復讐仲間であり元恋人のオーウェンが仲間を殺害し失踪したという情報が入った。

 

アビーはいてもたってもいられず、キャンプを抜け出しオーウェンを探しに向かう。道中、スカーに見つかり殺されかけるも、スカーから脱走した子供ら(ヤーラ、レブ)にたまたま助けてもらい、成り行き上行動を共にすることとなる。

 

アビー編ではその後レブとツーマンセルになって行動することが多くなり、敵対組織同士だったが、生死を共にする中で絆が深まる様子が見どころの一つ。

ヤーラが死にそうになったときに命の恩人だからとはいえすぐに助けようとするなど、アビーもなかなかにお人よしというかいいやつなんだよなー。

 

肝心のオーウェンはというと、昔から拠点にしていた水族館に引きこもっていた。仲間を殺害した理由を問うと、老人のスカーを殺せなかったことで仲間から殺されかけたので抵抗したら撃ってしまっていたらしい。

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殺しは慣れてても、やりたいわけではない

オーウェンはWLFの戦いに飽き飽きしていたようだ。「クソほど興味もない土地を巡っていがみ合うのはもう嫌だ」と。そしてファイアフライが生き残っていると噂があるサンタバーバラへ向かうという。
馬鹿なことと一蹴し、大人になれと諭すアビー。親を殺した敵を殺せば大人になれるのかと煽りだすオーウェン。一瞬険悪になるも、過去をごまかすかのようにセックスを始める二人だった。


…あれ、オーウェン君、今はメルが恋人ってか妊娠させてるけど大丈夫?と今後の展開を微妙に心配してしまうのだった。

 

アビー編2日目

夜が明け、スカーの追撃を受けていたヤーラとレブを救助するアビーだったが、ヤーラが、重体となってしまう。治療をするため、とりあえず水族館に戻るとオーウェンの今カノであるメルが来ていた。

案の定微妙な空気感が漂うが、今のところ助けられるのは医者であるメルだけなので助けを求めるのだった。

必要な物資を調達するため、レブと共に病院に行き、必要な物資を持ち帰る過程で、レブと信頼関係を築いていくのがよかったな。かつてのエリーとジョエルとはまた違って、兄弟みたいなパートナーに感じた。

 

アビー編3日目

病院から戻り、ヤーラも無事回復したところで、物語は動き出す。

オーウェンがヤーラ、レブ、アビー、メルにサンタバーバラへ行こうと誘ってきた。

ヤーラとレブはまだしも、妊娠してる今カノと未練たらたらな元カノを一緒に誘うというなかなか剛毅なムーブに驚かされる。

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メルはアビーに対して、あんた抜きなら一緒に行くと言ってバチバチだし、アビーも一緒には行けないと当然の反応。オーウェンはそれでも食い下がる。「きっと幸せになれる」じゃないんだよなー。

過去編ではオーウェンと上手くいってたように見えたんだがなー。何でこうなったのか。この辺のドロドロもなかなかに見どころ。

 

そんな折、スカーの本拠地の島に残してきた母親を連れてくるため、レブが単身で行ってしまう。母親から殺されかねないということで後を追うアビーとヤーラ。

島に着いたものの、WLFも島に総攻撃をかけてきており、島は大混乱となっていた。何とかレブに追いつく2人。レブは生きていたが、母親は死亡していた。襲ってきた母親ともみ合った末、殺してしまったようだ。

島から脱出する一行だが、道中でヤーラが死亡。失意のうちに脱出を果たすのだった。

 

ジェシーの時も思ったけど、このゲーム総じてポンポン人が死ぬ。

メインキャラと近い関係だしそんな死なんやろーと思っていたキャラも扉を開けたら撃ち殺され、脱出するときにパッと殺され油断できない。「ドラマティックな死」なんてものはほとんどない。撃たれて終わりというのがリアル感ある。

 

水族館に戻ってきた2人。エリー編で見た通り。オーウェン、メルは既に殺されており、アビーは復讐のためエリーたちの拠点へと向かう。

 

驚いたのが、拠点襲撃の操作がアビー側だったこと。てっきりここで操作がエリーに代わってアビーに復讐を果たすことになるのだろうと考えていたのだが、そのままアビーを操作してエリーと対決することになる。

 

というわけで対エリー戦だが、エリーが鬼強くてめちゃくちゃ苦戦した。

正面から攻撃するとカウンターで即死というクリッカー級の戦闘能力と、銃や罠を使う人間の狡猾さを併せ持っており、まさにバケモノといってよい強さを持っている。

エリーを倒すとシアトル編は終了。

アビーはとどめは刺さず、二度と姿を見せるなと言ってその場を去る。

殺さなかったのは何でなんだろうな。復讐に嫌悪感を持ってしまったのか、復讐の復讐で殺すことに不毛さを感じたのか。この辺は他の考察とか読んでみたいな。

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敵を目の前にして何を思うのか

 


 

その後エリーに操作が移る。月日が流れ(1,2年くらいかな)、エリーはディーナとその子供と3人で他のコミュニティと離れて生活していた。

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いい風景

穏やかな生活かと思いきや、ふとした瞬間にジョエルが殺された時がフラッシュバックしており、心が休まることのない日々を過ごしていた。

 

そんな折、トミーがアビーと思われる女がいると情報を持ってきた。

自分は足を悪くして復讐に行けないが、エリーに復讐を任せたいようだ。ディーナ母子のこともあり一度は断ったエリーだったが、どこまでも追いかけてくる悪夢を終わらせるため、ディーナを振り切って再び復讐の旅に出る。

 

おそらく終盤。この後はどうなるのかな。

 

読書感想文 「逆ソクラテス」

伊坂幸太郎著 逆ソクラテスを読んだ。

本書は「逆ソクラテス」「スロウではない」「非オプティマス」「アンスポーツマンライク」「逆ワシントン」の5つの短編を収めている。それぞれは独立した物語だが、登場人物などが共通している話もあり、伏線を考察するのも楽しい。

 

読後感は非常にすっきりしたものだった。嫌な奴があまり出てこない。出てきたとしても、きっちりそれを乗り越えて話が終わるので、読み終わったあとは後味のよい気持ちになれる。

 

表紙に「敵は、先入観。世界をひっくり返せ!」とあるように、先入観や思い込みで人を見下したり馬鹿にすることを諫める物語が主となっている。

 

将来自分の周囲がどうなるかなど分からない。こいつはダメだと思っていた人間がふとしたことで期待の星になるかもしれない。おとなしいからと馬鹿にした人が、取引先の重要人物になっているかもしれない。いじめをしていた相手に医者として世話になるかもしれない。
そういう時に仕返しされたり、恰好悪いことにならないように、誰にでも丁寧に接する必要があるということが、全体を通して子供の視点で説教臭さなく描かれているように思う。

 

併せて、社会から爪はじきにされた人間がやり直すという視点も入っている。「いじめ加害者」「犯罪者」をそのまま変わらないものとして切り捨てるのではなく、少なくとも周りの人と平和に暮らせる方法を考える必要がある。なぜならどれほど爪はじきにしたところで、結局そいつは社会に戻ることが多いから。爪はじき者を世界から完全に消し去ることなど不可能なのだから、迫害するよりも他の人と一緒に平和に暮らせる方法を考えるほうがいいといったことが教師の教えとして出てくる。

 

この辺はリアルの犯罪者の再犯事例とかにも言えそう。犯罪を犯して懲役を終えたら社会に出てこざるをえないわけだが、そこでまっとうな職につけなければまた反社会的なことに手を染めるしかなくなる。

とはいえ、実際に前科者と知ってしまったらなかなか難しいとは思うけどね。本書ではそういったところもある程度ハッピーエンドで描かれているが、実際に前科者が仕事が欲しいと来たら心情的には厳しいものがある。

まさに、偏見で人を決めつける逆ソクラテスになっちまうだろう。どうすればいいんだろうね。

 

個人的に好きなところとしては「逆ソクラテス」の安斎の行動。教師の先入観を崩すために、カンニングの手助けをしたり、美術館の絵を無断で持ってこようとしたり、手段を選ばないようなところがとても好き。同級生に協力してもらって噂を流すという手もまるで諜報員のようで有能すぎる。

 

あと、本書を読み終えた時、先入観というワードからパンプキンシザーズの場面を思い出した。

パンシザの合同会議編。テロリスト集団にアリスが言った問答の一部。

 

差別や偏見は人の本能の一面であり、限られた時間の中で判断するのに必要なことだった。
しかし、情報を得る速度が早ければもっと多くの可能性を検証することができる。そして差別や偏見に従わずとも生き残れる社会はもう来ているのだと。

 

パンシザの、本能の命じる差別や偏見に従わず、多くの可能性を試すための言葉「本当はそうじゃないんじゃないか?」
そして逆ソクラテスの、誰かからの偏見を打ち返す言葉「僕はそうは、思わない」

この2つがなんだかリンクしてパンシザも読み返していたのだった。

 

こんなところか。

後味すっきりでサクサク読み進められたのでおすすめ。

 

 

The Last of Us Part II  始め

年始にじゃるさんよりおすすめされたラスアス2をやってる。

最序盤の展開以外は完全初見の状態

 

1日目終了までの日記

 

前作から数年後?程度が経過している模様

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この感じ懐かしい

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街ができてやがる…!

いつの間にやらでかい街が出来てて驚いた。ジョエルたちがここまで作り上げたんかな。

ジョエルやエリーたちは前作からこっち、ここで生活している模様。

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景色もより綺麗になってる

しばらく進めていくと、ジョエルがワシントン開放戦線(WLF)らしい連中に殺される。ジョエル死亡までは事前情報で把握していたので、ついに来たか…って感じだった。

とはいえ、やはり目の前にするときっついな…。エリーの目の前で殺されるもんなー

 

ジョエル自身もここに来るまでに色々やってきたみたいだから、いつかこんな時が来ることはどこか思ってたのかもしれんな。

 

個人的には殺しに来るのはファイアフライなのかなーと思ってたから、新しい敵対組織が来たのは結構以外だった。

 

そんなわけで、当然ながらエリーは復讐の旅路に出発する。先んじてトミーが復讐に向かっており、それを追いかける旅路となる。今回の旅の道連れは恋人?関係みたいなディーナ。

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ジョエルの墓参り後の空

今作のマップは前作のような1本道スタイル+自由に探索できる広いマップが追加されていた。隅々まで探索したくなるので、これは時間がかかりそうだ。

 

そんなこんなで、トミーやWLFの情報を掴みつつ進んで1日目は終了した。

で、なぜかディーナが妊娠していたっぽい

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俺も「は?」だわ