///いよいよ明日///
— 鈴木ユキオ ACTIVITIES (@suzukingyo) 2023年9月2日
動きの動機から動機への移行を、空間や時間の捉え方、様々な道標をどのように紡いでいくかなどのヒントをもとに進めていこうと思います。カラダへの興味のある方、ぜひ一緒に探求の時間を過ごしましょう。(鈴木ユキオより)
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こちらのワークショップに参加してきた。
以下の記事を偶然見たことがきっかけとなった。
何を検索してここに辿り着いたのかは忘れてしまったのだが、興味をかきたてることが書いてあった。
その場の状況に合わせた居方を自然に整えていくためには、「感覚」を研ぎ澄ませて身体に意識を向け、今この瞬間の自分に集中することが必要です。
もともと座禅を通して、身体感覚に注意を向けることに関心を持っていた。上記の記事の中でも身体感覚を研ぎ澄まして、今この瞬間の自分に集中することが書かれている。身体感覚への集中を通して、ワークショップの経験が座禅に上手いこと繋げられないか?というのが気になった。
鈴木さんは定期的にワークショップを開催していることを知り、それもダンス未経験者でも全然可とのことだったので、これは参加するっきゃねーと東京まで赴いたのだった。
ワークでは肩や背中、胸、腰に注意を向けながら、体を動かしていくことが主になっていた。後半では自分で各々が自由に体を動かしたり、他の人が動かす新聞紙を真似て体を動かすワークを行った。コンテンポラリーダンス自体が、型や決まりのないダンスであるらしく、体の動きを意識しながらもできる範囲内で自由に動かしていく。要所要所で緩急や強弱を意識してみるようアドバイスが入るが、あくまでそれもできる範囲内でできればいいといったものだった。
ダンスと言えばバレエやヒップホップダンスのイメージで、決まった型や技を上手く出していくものしか知らなかったので、この自由さがとても面白かった。
肝心の身体感覚については、ワークの間中ずっと意識していた。肩、背中、胸、腰の感覚を普段の何倍も意識しながら動きを付けていく体験はとても新鮮なものだった。あと、こういう踊りとかって、他の人から見られるのが恥ずかしいかもと思っていたのだが、他の参加者もみんな自分の動きに集中していて、いい意味で無関心というか自分の世界に入っている状態で、自分としてはとても居心地が良かった。
ただ、最初のテーマであった「座禅との接続」については、カチッとした何かは得られなかった。これから座禅するときに身体感覚をより意識できたりするかもしれない。座禅前の準備で少し今日のような体の動きをしてみてもいいかもしれない。
さて、当初は座禅に関連した興味で参加したが、それはそれとして単純に体を動かすのが楽しかった。
運動らしい運動なんてここ数年してきていないが、体を自分のペースで自分の好きに動かすのが許されている環境というのが心地よかった。これが「この型の通りにこの順番で踊れ」っていうワークだったら、多分こんな気分にはなっていなかっただろう。
どうも自分は決められた規則通りに何かをやるのが苦手らしい。ギターでも一番楽しいのは自分で譜面とかなく無茶苦茶に弾きまくっているときだ。楽譜を持ってきてその通りに演奏しようとすると途端に苦しくなってしまう(それでも技術あげるためにやらざるを得ないのだが)。そんなわけでワークショップとはいえ、楽しく体を動かせた体験はなかなか貴重なものであった。
最初は正直このためだけに東京行くのか?って迷っていたけど、結果的に凄く面白い体験ができた。名古屋あたりで同じようなワークショップあったらもう一度行ってみたい。