沼メモ

FF14(槍鯖)、その他ゲームやらなんやらの話題を書きたい。

ゼノブレイドDE 感想

ゼノブレイドDEのメイン終えたので感想を書いてみる。

 

  • きっかけ

Wiiの時から評価が高くてやりたいなーと思ってはいたが、例によって別のゲームを優先して今までやる機会を失ってしまっていた。
先にゼノブレイド2をプレイして結構好きだったので、余計に1の期待が高まっていたところに、Switchでリメイク版が発売されたので、いい機会と思ってやってみた。
実をいうと発売当時に気になり過ぎて検索していてある程度ネタバレは把握している状態での感想となる。

なお、以下でラストまでのネタバレを含むため注意。

 

 

  • 思ったよりシリアスなストーリー

主人公のシュルクが「穏やかじゃないですね」というのがスマブラとかでネタにされているのは知っていたので、結構ネタに走りやすい作風なのかと思っていたら、普通にどシリアスなストーリーで結構意外だった。中盤までは冒険の目的が完全に身内の復讐で、主人公自身も真面目に主人公していた。あと世界観的に当然ではあるが結構ポンポン人も死ぬ。

 

世界観的にも人類としては末期感がやばい。ホムス(一般人)が生存しているのはコロニー6とコロニー9の2つだけ。コロニー6は序盤で機神兵の攻撃を受けて壊滅状態というどん詰まりの状態になっている。よくよく考えてみると機神界側もマシーナで生き残っているのはごく少数だけだし、ハイエンターは一部を除いてテレシア化する宿命になってるし、この世界の知性体は大体どん詰まりになってるな。

 

  • 綺麗な光景・雄大な音楽

ゼノブレ2の時も思ったが、フィールドの綺麗さやBGMの合わせぶりはこちらでも強く印象に残った。ただ、後半になってくると移動がちょっとだるいかな。ファストトラベルはあるものの、ポイント間が結構離れている場合も多くて移動に時間がかかるところがある。

 

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風景が綺麗
  • 印象的な場面

個人的に印象的だったのが、ハイエンターの皇祖。
ザンザが目覚めれば自分たちがテレシアになることを把握して、ホムスとの交配でテレシア化因子を根絶しようとする試みは、自分たちの手で運命に抗っている感じが強くして、非常に好感が持てた。

でも、なんでももっと積極的に交配を推し進めなかったのだろう?。純粋なハイエンターとホムスとの混血の二者を生むというのは、ホムスとの交配を進めるという目的から随分と遠回りしている気がしてしまう。皇族の血とかなんかその辺があったんですかね?

 

  • 敵キャラクターについて

今作の敵キャラって、総じて独善的だなーと思った。まあエギルとザンザのことなんですが。
エギルはまだ分からんでもない。巨神に同胞を殺されまくったことで復讐心に囚われてしまった。それは自分に反対するという理由でかつての仲間も殺しまくるほどに。その復讐心を満たすには独善的にならざるを得なかっただろう。


「どんな犠牲を払ってでも同胞が安心して暮らせる世界を作り上げようとする。」それ自体は好ましく思うが、守るべき同胞を自分で殺しているんじゃ世話ねーな。

 

対してザンザはなんというか、独善的な上に小物臭がするんだよな。
自分で未来が見える・決まっていると言って全能感をえらくアピールする割には、必死こいてシュルク一行を潰そうとしたり、「お前たちは危険な存在だ」とか自分から言っちゃったり内心ビビってんじゃねーかとすら思ってしまった。結局第3のモナドが生まれて自分が倒される未来なんて全く見えていなかったのだから何とも滑稽よ。

 

こんな感じかな。ラストにはまさに大団円で終わって気持ちよかった。まだ追加ストーリーあるからそちらもやってみたい。

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この光景は感慨深い