沼メモ

FF14(槍鯖)、その他ゲームやらなんやらの話題を書きたい。

くそほど嫌いな人間の話

人の悪口と、過ぎたことの愚痴です。

メンタルが落ち込んでいるときはいや~な思い出がふっと蘇ることがある。いつもは昔の黒歴史とか恥ずかしい失敗とかを思い出して、うわー--!!!ってなるんだけど、先日は何のきっかけか昔のバイト先の社員のことを思い出した。

大学時代にホテルの宴会場でバイトしていた時があった。会場をセッティングしたり、給仕をしたりする仕事である。

規模によるが1会場につき、社員1~3名が入ってバイトの指揮をとっていた。

このバイト、あまりいい思い出がない(仕事でいい気分になったことなんてほとんどないけど)。

指示してもないことを指示していると思い込んだ社員に無意味に怒られたり、テンパった社員に突きとばされたり、まあまあ嫌なことが多かった。

ただ、上記はまだ納得できるところはある。

私だって勘違いなんてしょっちゅうだし、めちゃくちゃテンパってる時に通路上に立ってたら勢いあまることもあるだろう。後者については後で謝ってもらったし。

しかし、ただ一人、こいつマジでやべーなと感じた人がいた。怒りに一切の共感ができず、本当に苦手な人だった。

30ちょっと生きてきて、今のところ嫌いな奴ランキング堂々の1位。

仮にその社員をAとしよう。

Aは仕事はできる方だったんだと思う。動きに無駄はなかったし、受け答えもそつがなかった。

仕事への情熱?みたいなことも言っていた。「俺はどうしたらお客様に喜んでもらえるかをもっと考えたいんだ」とか言っていた。

ただこの人、できない人間(つまり私)への当たりが異常にきつい人だった。人の前で平気で「あの人(仕事できる先輩)と仕事したかったのにな~、君とやるの嫌なんだよね」とか言ってきたことを思い出す。

 

今でも思い出すエピソードが2つ。

ある宴会の片付けの最中。会場にある栓抜きは、集めて社員に渡すルールだったが、社員のAがいなかった。その時はとりあえずお盆にまとめてテーブルの上に置いていた。Aが戻ってきたときに「栓抜きどこ?」と聞かれたので、そこですって手で示したら、「そうやって指さして、とらせるんだ」といきなり不機嫌モード。

「はあああああ??? こっちは今皿の片付けしてるんだが??? 何? うやうやしく献上でもしてほしいんか??」と思ったような気もするが、20歳くらいの自分には言い返す度量がなく、とりあえず謝ってお盆を渡した。「指さした」って言っても、上司に取引先の方を紹介する時に「こちらは…」ってするみたいな感じだったじゃん。それを「指さした」って言われても困るんだが??

この時はAが何に怒ってんのか本当に全然分からんかった。

 

もう一つも宴会の片付けの時。

ビュッフェスタイルの宴会では、食べ物が残って片付けに余裕がある時は余りものを食べられる場合がある。その日も余りものを食べられる流れだったのだが、その前に自分が何か失敗をしていた。どんな失敗だったかはもう覚えていないが、だいぶ怒られて余りものを喜んで食べていられる感じではなかったのは覚えている。

まあ、そんな中でAが余りものちょっと食べていいよと言ったんだが、自分は食べる気にならなかったので手を付けずにいた。Aが「君も食べていいから」と私に言ってきたが、私は「いえ、自分は…」と言ったところで、Aがいきなり「食べろよ!!!」とでかい声で叫びだした。さすがにビビって近くのデザートをとって食べたが、味が全然しなかったのを覚えている。今考えると「え…そこで怒るん??」って感じだ。好意的に考えれば、落ち込んでたから余りもの食べさせたかったと考えられなくもないが、切れる必要なくない?? バイトとの関係をどうしたいのか本当に分からん。

 

こんなところか。

このバイト、自分の適性が皆無で、準備をすれば何かを忘れ、かといってぼうっと考えている暇もなく、出す料理は間違え、下げていいと思った料理は客がまだ食べるものだったり、とにかく失敗をしまくっていた。給仕とかの仕事は絶対にやってはいけないと学んだので、ある意味貴重な経験にはなっていた。

そんな当時のことをふと思い出して、無駄にムカついたから供養のために書いてみた。書いて出力しておけば今後同じようなことがある時に反論できるかもしれないしな。

基本、怒りを言語化するのが遅い人間なので、こうやって書くのも言語化する練習にいいかもしれない。