沼メモ

FF14(槍鯖)、その他ゲームやらなんやらの話題を書きたい。

仕事を減らしてほしいと言えない

仕事が山積みになり、あっぷあっぷし始めると、これはそろそろ相談して仕事量を減らしてもらわないとやばいんじゃないかと思い始める。けれど言い出すことはない。他の人も自分と同じくらいあっぷあっぷしているし、何よりそのくらいしかできないのかと思われるかもしれないのが嫌だ。

自分の仕事量が許される量なのかというのがいつも気になる。私は許される量の仕事をこなせているのだろうか。自分で言うのもなんだが、私の仕事の処理能力は高くない。あんまり集中できてない気がするし、こんなん楽勝だろう~とか思ってた仕事が、やってみたら馬鹿みたいに面倒で時間がかかるなんてこともざらだ。そんなわけで、どうにも仕事量を減らして許されるだけの資格があるのか不安になる。

 

その程度の仕事しかできていないのに、仕事量を調整させてほしいなんて…と後ろ指を差されるのが怖い。

これに対して、人によって処理できるキャパは違うんだから、各々が出来る範囲でやるしかないじゃんというのも分かる。分かるが、じゃあ他の人がそう言って、誰かの仕事が私の仕事になってきたら心穏やかでいられるかと言われれば難しい。

 

また、体を壊して仕事が出来なくなったら、それこそ大きな損失なんだから、自分のキャパシティを超える仕事はプロとして断らないといけないって考えもある。

プロって何のプロやねんって感じもあるが、言いたいことはまあわかる。断るまでいかなくても「力になりたいんですけど、今これこれの仕事抱えてて、手を付けられるのが数週間後になりそうですね…」みたいに言うのがいいらしい。

 

だが、そんなことを言えれば苦労はないわけで。

 

そもそも、仕事振られたときって、今やってる仕事以外のこと忘れてるから、いついつまでになっちゃいますね~とかとっさに言えない。

それに加えて、これまでに言ってる通り、それで断って許されるのかってところが何より気になる。例えば「いや、君の仕事なんだから仕方ないでしょ。どうにか調整してよ」とか「そんなこと言われても困るんだけど」って言われるような気がするのである。あくまで自分の妄想の中でね。現実で相談したら…、ここまでは言われない気がするけど、仕事量を減らすのは難しいかも。

 

実際やろうと思えば、もっと仕事をやれるとは思う。仕事のことだけ考えて効率をもっとあげたり、もっと残業したりすれば量は稼げるだろう。けどそれって「ボクの考えた最強のサラリーマン」みたいなものでして、そんな無茶言われてもやりたないわーって感じ。

 

ああ、仕事しなくても許されてーなー。

茶を飲むオフ会

2月某日

FCのイベントで集まっていたとき、お茶の話になった。白夜さんコンさんが京都にあったお茶屋の店員が面白かった話をしていたら、支店が東京にあるらしいとわかった。

www.ippodo-tea.co.jp

 

丸の内店の喫茶室では軒並み高級なお茶が並んでいるが、特に一華開五葉(いっかごようひらく)なるお茶のコースがお茶5種類7,700円で提供されているとのこと。

お茶で7,700円…!?

5杯で7,700円のお茶とはいかなるものか興味はあったものの、わざわざそれで行く程でもないかなーとなっていたところ、アキリさんからここのお茶を皆で飲んでみないかとお誘いがあった。オフ会とか久しぶりだーというわけで、3月にオフ会が決定した。

なお、発起人のアキリさんは仕事の都合で欠席という可哀想なことになってしまったのだった。

そんなわけで参加者は白夜、コン、アルフォンシアちゃん、ルナ、ヌマとなり、東京で茶を飲むオフ会が開かれた。

コンさん、白夜さん、アルフォンシアちゃんは夏頃に旅行に行ったときに会っていたが、オフ会自体はずいぶんと久しぶりだ。コロナが流行る前にシンガポールに行ったのが最後だろうか。そこからだと実に3年ぶりの開催である。

久しぶりのオフ会を楽しみにしながら、前日に東京に入り、ぼっち・ざ・ろっくの聖地巡礼をしたりして当日を迎えた。

 

・昼食 馬菜

まずは昼食のため銀座に向かう。

銀座!!

ザギンでシースーのイメージで高級店しかないイメージだったから、東京来てもほとんど行ったことなかったところだ。しかし、言ってみれば案外楽しい場所だった。

確かにメインの通りはシャネルだの、ルイヴィトンだの、一生縁がなさそうな店が軒を連ねているが、それだけでもなく、おしゃれな文房具店やアンパンの木村屋とかもあり、普段ではなかなか見られない面白いものがあったりする。

先に着いていた白夜さん方は近くの店に入っており、自分はしばらく散歩しつつ集合時間まで時間を潰しつつルナさんを待っていた。

さて、突然だが私は人の顔を覚えるのが苦手だ。そしてルナさんと最後にあったのは2019年。つまりルナさんの顔がわからねー…。

そんなわけで、集合場所の店から少し離れて、それっぽい人が来たらDM送って反応を確かめることにした。

なお、ルナさんからすると自分がいることはなんとなく分かっていたらしい。すごい洞察力だ。もしくは私がよほど挙動不審になっていたのだろうか。

その後、無事白夜さんらとも合流し、馬菜という馬肉屋で昼食をとった。アルフォンシアちゃんとは夏に会ったときに少し顔を見たくらいだったが、今回会ったらもうずいぶんと動き回るようになっていて可愛いらしかった。

この後の一保堂でもそうだったけど、机の物をつかもうとして乗り出したり、上手く掴めなくて台パンしたり、立ち上がって仮面ライダーのポーズ取ってたり、すごいアクティブな赤子である。コンさんの膝の上でジャンプしながら高い高いしてもらってるのが特に楽しそうで微笑ましい。

 

・銀座伊東屋

昼食を食べ終わった後は、銀座伊東屋に向かう。

www.ginza.jp

 

銀座伊東屋は文房具の専門店。普段は目にしないようなおしゃれな封筒や技巧の凝ったメッセージカード、100万円以上の万年筆などなどが8階まで続いている。

今まで文房具専門店みたいなところに行ったことがなかったので、正直楽しめるか心配していたが、思っていた以上に楽しくて、つい自分の世界に入ってしまうこともあった。

あんだけいろいろな種類の文房具あったら使ってみたくなるし、見てるだけでも案外楽しい。

見ていた中で最高にイカれてたのがKroneのアインシュタインという万年筆。

iwano.biz

アインシュタイン直筆のレポートをわざわざオークションで入手し、なぜかそれを一文字ずつ裁断し(?)、万年筆に埋め込んだ(?)という、なかなかに変態チックな一品。なぜそっち方向に頑張ったのか聞いてみたい。

 

もう一つ印象的だったのが、びゃくコンが店員とやり取りしてた場面。

1階で健康器具の座椅子とかバランスボールとかを売ってる一角があって、店員が1人常時いるスペースだった。商品を見に行けば、まず確実に店員に話しかけられるだろう場所である。私だったら、相当買いたいものでない限り避けて通っていただろうが、びゃくコンは普通に見に行っていて、しかも店員と自然と談笑し始めていた…! 

前行った池島でNHKの記者と話をし始めたときもそうだったけど、こういうのが自分には真似できねーところだよな。

 

・一保堂

銀座伊東屋をだいぶ楽しんだ後、いい時間になってきたので、本日のメインである一保堂に向かう。丸の内の高級そうなオフィス街の中に佇むお茶屋さんであった。

中はなかなかの盛況具合で、席は満席でテイクアウトも次々と人が出入りしている。とりわけ観光と思われる外国人が多い。というか外国人しかいない!

見た感じ喫茶室の中も外国人しかいないようだった。何かのパンフレットを持ってる人が多いので、何かで紹介されているのだろうか? 日本なのに微妙にアウェイ感漂う空間になっていた。

しばらく待って席に着き、いよいよ注文を行う。

一華開五葉7,700円…!

これがメインで来たとはいえ、いざ目の前にすると本当にお茶に7,700円を使うのか…? もっと有意義な使い方があるんじゃないのか…?と少々葛藤していたが、もしそんなに満足できなくても話の種になるわ!と、もはや勢いで注文した。

ルナさんが出されたお茶の一覧をいい具合に作っていたので、そちらを引用させていただく。

 

味に関しては、まあ…、「お茶」って感じだ。それぞれ特徴はあるんだけど、それを文章で表現できる力がないな。全体の感想としては「お茶」だった。

ああ、でも濃茶(画像の抹茶グーモン)は初めて飲んだので印象が強い。ぱっと見て絵の具か?と思うような深い緑色と粘度があり、味もものすごく濃い。美味しいかと言われると首をかしげるが、面白い味だった。濃茶を飲んだコンさんがすっごい渋い顔をしていたのが印象に残っている。

入ったはじめのうちは喫茶室の席も満員だったが、一華開五葉をすべて終えるときには人も少なめになり、ずいぶん落ち着いた雰囲気になっていた。茶を飲んで話をして、それだけだったがよい時間だった。

 

ポケモンセンター

一保堂を出た後、本日のラストとして池袋にあるポケモンセンターへ行った。

ポケセンというと、私は松本にあるポケセンに行ったことはあったが、そっちはかなり小規模なものだったので、てっきりフロアの一角にポケモンのグッズがぽんと置かれてるくらいかなと思っていた。しかし、池袋のポケセンに行ってみると、ポケセンだけじゃなく、ポケGOのスペースがあったり、ポケモンカフェがあったり、柱などの近くに等身大のポケモンが置かれてたり、フロア全体がポケモンの世界観に染まっていて、力の入れように驚く。

ポケセンのグッズも松本とは比べ物にならないくらい充実していた。やはり都会は違うな~…。

こちらはポケセンの入り口に鎮座していたミライドン。裏にでもコライドンがいるのかと思ったがどこにもいなくて、皆でなんでコライドンおらんのやと言っていた。今調べてたらコライドンは大阪におるらしい。そっちね。

 

一通り回った後、いい時間になっていたので、ぼちぼち解散となった。

私はこの日に帰らないといけなかったので、そのまま東京駅まで向かって新幹線で帰宅した。

めちゃくちゃ遊んだって感じではなかったけど、ゆったり落ち着いて話ができて良かった。また、アキリさんや他のメンバーも入れて遊びたいね。

 

疲れたときのイタリアン

「ドカ食い気絶部」という言葉を最近知った。

もともとは5ちゃんねる掲示板にあるスレッドの一つを指すらしい。

その内容は「飲食店でドカ食いし、血糖値を急激に上げることで疲労感や眠気を誘発し、気絶するように眠る」というもの。

健康には悪いだろうが、やりたくなる気持ちは分かる。すぐに寝ないようにはしているが、自分も疲れたときやストレス溜まってるときなんかはドカ食いしてしまう。

そういうときは決まってあるイタリアンの店に行く。外食をするときは基本的にチェーン店を使っており、「行きつけ」みたいな店はないんだけど、唯一の例外がこのイタリアン料理店だ。

とにかくピッツァが絶品で、ピッツァを食いたいと思ったら、この店に来ることにしている。勝手ながら私の中では国を代表するくらい旨いと思ってる。

それから意外なところではサラダがめちゃくちゃ旨い。野菜やドレッシングが旨いのはもちろんなんだけど、ここのは季節の果物とかを加えており、季節ごとに少しずつ味わいに違いがでて複雑で飽きない味になっている。

そんな感じでとにかく旨くて、しかも旨さに対してかなりリーズナブルなので、お気に入りの店だ。

そんな店なので、月に1回程度、「最近疲れた~、ドカ食いして~」ってときに利用している。サラダを大皿1皿食べて、チキンステーキ食って、締めにピッツァをバカみたいに食うと、腹はたいそう苦しいが、幸福が体に満ちる。

健康のことを考えたら、腹が苦しくなるほど飯を平らげるのは良くないだろうし、軽く運動してストレス発散したほうがよっぽど健康にいいってことも分からんじゃない。

でもこの肉と炭水化物と油を腹に詰め込むっていう幸福は、運動で得られるものとはやはり違うのだ。生物としての根源的な欲求が満たされるみたいな感じ。

 

あと、店主との関係性もなんとなく心地よくて気に入っている。

私は店に認知されると行きにくくなる生物なので、通い始めてしばらくしたとき、「あ、いつもありがとうございます」とか言われて、「ああ…、行きにくくなってしまった」と思ったものである。20席もない狭い店で、店主とたまに従業員が1人入って切り盛りしているので、しばらく通っていると顔を覚えられてしまうのだ。

だが、食事があまりにも旨すぎたので、しばらく居心地の悪さを我慢して通っていたら、それにも慣れてしまった。

1人で予約もせずに行くので、顔は覚えられているが名前は知られていない。こっちも店主の顔は分かるが、名前は当然知らない。なんとなくツイッターで普段交流しないけどフォローしあってる関係みたいだなと思う。これが少し心地いい。慣れてしまえば、「普段ありがとうございます」と言われるのも当然悪い気はしない。

飯の旨さは居心地の悪さを凌駕するし、このくらいの関係性が一番心地いい気もする。

コロナ禍の中で客が全然いなかった時もあったが、なんとか乗り越えられたようで、今では開店すぐにいかないと入れないことも多くなり、痛し痒しといったところだ。

こんなにいい具合の店はなかなかないので末永く続いてくれることを祈るばかりだ。

最近聞いている音楽の話

ギターを始めてから、Youtubeでギターの演奏を聞くようになって、聞く音楽の幅が広がった気がするので、記録しておこう。

 

Marcin

www.youtube.com

マーチンなのかマルチンなのかイマイチ発音が分からない。

左手だけで演奏し、右手でギターの胴を叩いてパーカッションするスタイルを多用している人。なぜ演奏できているのかわけが分からない。TikTokでの投稿が主体なのかな。この人の演奏を聞くためにTikTokを入れていると言っても過言ではない。

@marcin.music Replying to @Flint_doogo 100% ✨Acoustic✨ #guitar #acoustic #how2music ♬ original sound - Marcin

 

Eddie vander Meer

www.youtube.com

アコースティックギターでアニメやゲームのBGMをソロギターアレンジしている方。その上Tab譜も販売しているため気に入った曲があったら買えるのがいい。

クラナドのBGMで潮鳴りを弾きたかったので、この方の販売しているTab譜買って練習中。

 

Ben Woods

www.youtube.com

フラメンコギタリスト

フラメンコ×メタルのFLAMETALと名付けられたジャンルで活躍している模様。フラメンコは迫力があって結構好き。

www.youtube.com

フラメンコといえば私の中ではエースコンバット0のゼロが思い浮かぶ。フラメンコというジャンルを知ったのはゼロだったけど、ちゃんとフラメンコを聞き始めたのは最近だったりする。

 

Estas Tonne

www.youtube.com

発音がわからない人。エスタス・トンネでいいのだろうか。

ヨーロッパを中心にストリート演奏で生計を立てているらしい。リンク先は本人のチャンネルではないけど一番よく撮れているのでリンクを張った。

ギターを初めて、クラシックギターでもっと激しい曲ないのかなーと探しているときに偶然見つけて、そのまま見入ってしまった動画だ。

クラシックギターと言ったら大抵美しい音色で一音一音爪弾くというイメージだったが、こんなに激しく弾き鳴らして演奏しているのをみて、こういうのがいいんだよなーと再確認した。

 

「幅が広がった」とか言ったけど、書いてみたら4人だけだった。まあ、新しい知識が入ってくると楽しめる幅も広がっていく感じだから、もう少し幅広くなっていくと思う。

 

挨拶を「あげる」ということ

私は挨拶が苦手だ。大人になるにつれて多少は改善されてきたけど、いまだに自分から挨拶がしにくい。道端で同僚と挨拶するような距離まで近づきそうになると、少しペースを落として「普通挨拶しないよな…」って距離を保つようにしている。場合によっては通勤ルートを変えて、出会わないようにすることもある。

私にとって挨拶をするというのは大変ハードルが高いものなのである。

 

挨拶についてネットを見ると「社会人として挨拶は常識だよ」と見聞きすることがある。

挨拶すると気持ちがいいよ。挨拶しないと印象が悪くなるよ。挨拶から会話が始まるんだよetc…。なるほど確かに素晴らしい効果だ。

私の経験としても、例えば選挙事務をしていて、選挙に初めて来たっぽい子に入り口で挨拶すると、少し安心した様子で中に入ってもらえることが多い。挨拶には「ここにいてもいいよ」というメッセージを込めることもできるように思う。場を開かせる効果とでも言おうか。

 

そういったポジティブな効果が挨拶にあることは認めるところだ。でも私は天邪鬼だからこうも考えてしまう。

これだけポジティブな効果があるのに、なぜ挨拶ができない(苦手な)私のような人がいるんだろう。そんなにポジティブな効果しかないのなら、誰に言われずともありとあらゆる人が呼吸をするように挨拶しまくっているはずだ。そんな世界ならわざわざ「挨拶は重要だよ」なんてことも言われないはずだ。

 

私が思うに、挨拶にはコストがかかる。

何かの本で見た気がするが「誰だって人に話しかけるのは少なからずストレス」なんだという。話しかける側には、拒否されたり無視されるリスク、話をしても満足のいかない結果になるリスクなどがかかってくる。だからストレスなんだと。だからこそ最初に話しかけてくれる人は貴重でありがたいものだ。

これ、そのまま挨拶にもあてはまるような気がする。特にあまり親交がない人とかに挨拶するとき。挨拶してそこから会話が始まってしまうなら、挨拶することは自分から話しかけるのと同じくらいリスクをはらんでいる。

挨拶はとてもいいものだが、ノーコストでできるわけじゃない。

 

そう考えたとき、ちゃんとした挨拶は常識ではなく贈り物みたいなものに感じた。

コストを払って、人にあげる。だから当たり前のものではなく、ありがたいものなんだろう。

 

また私は仏教が好きだから、挨拶を布施行として捉えてみると、何となく挨拶をしっかりしてみたい気になってくる。

しっかり場を開くための挨拶をして布施することで、相手からいい反応が帰ってくるのも悪くない。たとえ何も反応がなかったとしても布施行だから、そのまま手放せればそれでいい。

 

私は基本的にケチだから、あんまり人に贈り物をすることがない。気の利いた会話をすることも、冗談を言って楽しませることもできない。それでも、数秒の挨拶をしっかり行って布施するだけなら可能かもしれないと思える。

「挨拶は常識だよ」と言われると挨拶したくねーなーと思うけど、「挨拶が布施になる」と言われるとちょっと頑張って挨拶してみようという気になるから面白いね。

 

そんなわけで、ほんの少ししっかりした挨拶をあげていこうかと思った次第なのだった。

音楽ライブが楽しめない

今年始まるSound Horizonのライブに無事当選した。前回のライブ参加が2017年のLinked Horizonだったから、6年越しのライブ参加となる。

今までいくつかの音楽ライブに参加してきた。ライブハウスとかは経験ないけど、メジャーアーティストのライブをいくつか。…なんだけど、毎度毎度いまいち楽しめないことが多い。

なんかさ、ライブ始まるとみんな立ち上がって手あげたりリズム取ったりするじゃん。あれがどうにもね…。

別に嫌いなわけじゃないんだけど、リズム取ったりしてる自分を冷めた目で見てる自分がいて、「1人で何やっとるんだお前は」って言ってきてる気がして集中できない。

楽しそうにやってる人を見るといいなーと羨ましくなる。

ライブというのは一体感を楽しむものであって、単純な音楽鑑賞ではないという意見もわかる。単純に音楽聴きたかったら家でCD聞くなり、BD観るなりするのが一番気楽に楽しめていい。

でも、やっぱり生で聞きたくなって、今度こそは楽しめるんじゃないかと淡い期待を持ちながらライブに申し込むのだ。

このさー、「自分を冷めた目で見てる自分」ってどうすればいいんだろうね。こいつの切り方が分からない。1人で行ってるのがいけないんかな? 誰かと一緒にライブに行ったことないからこの辺が分からん。

なお、座って聞くタイプのコンサートならいいのかというと、そうとも言えない。みんな立ったりするわけじゃないから精神的には楽なんだけど、やっぱり集中しきれない感がある。いらんことをごちゃごちゃ話しかけてくる冷めた目で見てる自分がやっぱり出てくるんだよね。

人生の中で数度だけ、この冷めた目で見てる自分を意識しなかったこともある。家族でいったUSJでジェットコースターに乗った後とか、運動して疲れ切ってハーハー言ってるときなんかは冷めた目で見てる自分を意識しなかった。要するにテンション上がってる時だな。

アドレナリンを注射してみたらどうなるのか試してみたいけど難しいだろうなー。

検索してみたら、同じように音楽は好きだけどライブは苦手って人はちょくちょくいるっぽい。まあ、私がいるのだから私みたいな人もそれなりにはいるだろう。

金払ってるんだから、周りなんか気にせず好きなように楽しめばいいじゃんという意見もある。理屈は分かるが、それができたら苦労しねーべって感じだ。自意識過剰と言われたら、それはそのとおりでございます。

6年越しの参加だし、うまい具合に楽しめればいいなーと思いながら、数か月を待ち遠しく思う。

くそほど嫌いな人間の話

人の悪口と、過ぎたことの愚痴です。

メンタルが落ち込んでいるときはいや~な思い出がふっと蘇ることがある。いつもは昔の黒歴史とか恥ずかしい失敗とかを思い出して、うわー--!!!ってなるんだけど、先日は何のきっかけか昔のバイト先の社員のことを思い出した。

大学時代にホテルの宴会場でバイトしていた時があった。会場をセッティングしたり、給仕をしたりする仕事である。

規模によるが1会場につき、社員1~3名が入ってバイトの指揮をとっていた。

このバイト、あまりいい思い出がない(仕事でいい気分になったことなんてほとんどないけど)。

指示してもないことを指示していると思い込んだ社員に無意味に怒られたり、テンパった社員に突きとばされたり、まあまあ嫌なことが多かった。

ただ、上記はまだ納得できるところはある。

私だって勘違いなんてしょっちゅうだし、めちゃくちゃテンパってる時に通路上に立ってたら勢いあまることもあるだろう。後者については後で謝ってもらったし。

しかし、ただ一人、こいつマジでやべーなと感じた人がいた。怒りに一切の共感ができず、本当に苦手な人だった。

30ちょっと生きてきて、今のところ嫌いな奴ランキング堂々の1位。

仮にその社員をAとしよう。

Aは仕事はできる方だったんだと思う。動きに無駄はなかったし、受け答えもそつがなかった。

仕事への情熱?みたいなことも言っていた。「俺はどうしたらお客様に喜んでもらえるかをもっと考えたいんだ」とか言っていた。

ただこの人、できない人間(つまり私)への当たりが異常にきつい人だった。人の前で平気で「あの人(仕事できる先輩)と仕事したかったのにな~、君とやるの嫌なんだよね」とか言ってきたことを思い出す。

 

今でも思い出すエピソードが2つ。

ある宴会の片付けの最中。会場にある栓抜きは、集めて社員に渡すルールだったが、社員のAがいなかった。その時はとりあえずお盆にまとめてテーブルの上に置いていた。Aが戻ってきたときに「栓抜きどこ?」と聞かれたので、そこですって手で示したら、「そうやって指さして、とらせるんだ」といきなり不機嫌モード。

「はあああああ??? こっちは今皿の片付けしてるんだが??? 何? うやうやしく献上でもしてほしいんか??」と思ったような気もするが、20歳くらいの自分には言い返す度量がなく、とりあえず謝ってお盆を渡した。「指さした」って言っても、上司に取引先の方を紹介する時に「こちらは…」ってするみたいな感じだったじゃん。それを「指さした」って言われても困るんだが??

この時はAが何に怒ってんのか本当に全然分からんかった。

 

もう一つも宴会の片付けの時。

ビュッフェスタイルの宴会では、食べ物が残って片付けに余裕がある時は余りものを食べられる場合がある。その日も余りものを食べられる流れだったのだが、その前に自分が何か失敗をしていた。どんな失敗だったかはもう覚えていないが、だいぶ怒られて余りものを喜んで食べていられる感じではなかったのは覚えている。

まあ、そんな中でAが余りものちょっと食べていいよと言ったんだが、自分は食べる気にならなかったので手を付けずにいた。Aが「君も食べていいから」と私に言ってきたが、私は「いえ、自分は…」と言ったところで、Aがいきなり「食べろよ!!!」とでかい声で叫びだした。さすがにビビって近くのデザートをとって食べたが、味が全然しなかったのを覚えている。今考えると「え…そこで怒るん??」って感じだ。好意的に考えれば、落ち込んでたから余りもの食べさせたかったと考えられなくもないが、切れる必要なくない?? バイトとの関係をどうしたいのか本当に分からん。

 

こんなところか。

このバイト、自分の適性が皆無で、準備をすれば何かを忘れ、かといってぼうっと考えている暇もなく、出す料理は間違え、下げていいと思った料理は客がまだ食べるものだったり、とにかく失敗をしまくっていた。給仕とかの仕事は絶対にやってはいけないと学んだので、ある意味貴重な経験にはなっていた。

そんな当時のことをふと思い出して、無駄にムカついたから供養のために書いてみた。書いて出力しておけば今後同じようなことがある時に反論できるかもしれないしな。

基本、怒りを言語化するのが遅い人間なので、こうやって書くのも言語化する練習にいいかもしれない。