沼メモ

FF14(槍鯖)、その他ゲームやらなんやらの話題を書きたい。

違う世界を見ていると感じた話

「違う世界」と書くと経済格差みたいなイメージがあるかもしれないが、そういうのではなくて、医療従事者と一般人の見ている世界の話。

 

私は現在某公立病院で事務をしている。公立病院と言っても小さい病院なので、事務も看護師の小間使いみたいな仕事をしている。ある時病室のカーテン交換を依頼された。当時は配属されたてて特に何の警戒もせずにカーテンを変えてそのまま部屋を出た。

 

事務室に連絡することがあったので、病室から出て、そのまま電話をかけようとしたところ、師長から「そのまま触ると電話が汚染されるよ」と注意をいただいた。その時「ああ、この人には菌が見えているんだなー」と感じた。幸いなことにこれまで大きな病気になることがなく、最近とかウイルスを意識することがなかった。まさに「見ている世界が違う」状態だった。

 

その時の私には菌が見えていなかった。もちろん単純な知識としてなら細菌やウイルスというものが存在していることは知っているが、どこにいるのか、どの程度存在しているのか、その存在を感じることはなかった。

 

医療従事者なので当然そういった訓練を受けているのだろう。師長には手に菌が付いていると感じることができていた。世界の見え方が違うというのはこういうことなのだと実感した。

今回は医療従事者と自分の世界の話だったが、人の経験によってそれぞれ無数に違う世界を見ているのだろう。

 

現在は少しばかり知識も入ったり、コロナウイルスの影響もあって、多少なりとも気を付けるようにした結果、この行動はウイルス感染のリスクが高そうとか思うようになってきた。見える世界がそれぞれ違うこと、見える世界が以前と変化していることが感覚でわかる体験であった。

きちんとした言葉を言わなければならないという執着

ブログに限らず、何かを言う、何かを書くというときにきちんとした伝わる文章を作ろうとする執着がある。


きちんとした文章の構成、正しい言葉の並べ方、間違いのない言い回し、整然と並べられ理解が容易な文章。そういったものを作らなければ表に出してはいけないみたいな感じ。

「落ち」を考えるというのもそうだ。尻切れトンボになって終わるのはなんか気持ち悪いと思いながら、思いつきもしない「落ち」を考えるのもこの執着ゆえだ。

 

まあ、できるのであれば当然そっちの方がいいのだが、私にはそれを行いつつ継続的に話したり、物を書いたりする能力はない。たまーにやる気を出した時にやろうとするだけだ。


突発的に考えながら作った文章をきっちり書こうなんて考えながら作っても、大抵最後までかけずに終わることが多い。

 

これを書いてる時も節々でそんなことを考えており、その度に筆が止まる。うんうん唸りながらようやく言葉を出すが、どうにもしっくりこない。そうこうしているうちになんか嫌になって他事をやりだすことになる。

 

きちんとした文章を書くときは、初めにアウトラインを書いてきっちり書く必要があるが、普段書く文章とかはきちんとした文章を書くという執着をできるだけ捨てて書くほうがいいような気がする。というかそれでいいのだろう。誰かに届けたくて書いてるわけでもない。

 

自分の心に浮かんできた言葉を推敲せずにそのまま載せるような文章を書くのもたまにはいいだろう。
むしろ何を言っているのかよくわからない文章を意図的に書いたりしてもいいかもしれない。それはそれで面白そう。

謙虚・尊敬・信頼を伝える言葉遣いはどういうものか?

自分が見聞きした中で、「この言い回しいい感じだなー」と思った言い方をまとめたり、悪い例をみてどう言えばよかったか考える記事。

 

俺の人生の中でも特に面白いと思える本のうちの一つに、「Team GeekGoogleギークたちはいかにしてチームを作るのか」がある。

本書では主にITエンジニアがどのようにチームメンバーとコミュニケーションすればいいかを論じているのだが、帯に「ギークでなくても本書のアドバイスはよむ価値がある。」とあるように、コミュニケーション一般に適用できるようないろはが書かれている。

 

本書で大切にされているのが、タイトルの謙虚(Humility)・尊敬(Respect)・信頼(Trust)で縮めてHRT(ハート)の原則ともいう。

 

世の中のことは伝え方9割などとも言いまして、伝え方ひとつで大分相手の反応が変わっていくもの。自分が見聞きした中でHRTが感じられる、いい言い回しだなーと思ったものやアンチパターンを記録してみる。随時更新。

 

とりあえず、本書でアンチパターンとして挙げられているものから

 

  • 1.相手が間違ったやり方をしている場合の指摘

    

”「このメソッドの制御フローは完全に間違ってますよ。みんなが使ってる標準的なxyzzyコードパターンを使うべきです」などと言ってはいけない

(中略)

”同じことをもっとうまく伝えるには、「この部分の制御フローがよくわからないのですが、xyzzyコードパターンを使えば読みやすくなるでしょうか?」にすればいい。相手に対する疑問ではなく、自分の疑問として謙虚に聞くのである。相手が間違っているのではなく、自分が理解できないだけであることを強調する。”

 

FF14的に言えば制御フローやコードパターンをスキル回しやギミックに読み替えれば多分ニュアンスとしてあってると思う。

要は、相手に防御的な反応をさせないようにすることなのだと思う。人間「間違っている」と言われたら、防御的になって感情的な反応を起こす。ついでに言えば、「自分が正しい」という態度は鼻につく。その辺をうまく抑えながら相手に伝えるのが必要ということだろう。

 

  • 2.Whyを聞きたいときはWhatで聞く

どっかのネット記事で見た話。

「なぜ(どうして)、そういうことをしたの?」という問いは往々にして「そんなことしてんじゃねーよ、くそ野郎」という意味に捉えらやすいので、本当に原因を知りたい場合は「それをした理由は何かあったの?」にするといい感じになりやすい(原因とかどうでもよくて、相手を問い詰めてやりたい場合は別だが)。

 

  • 3.誰かが言っていたことにする

相手が明らかに間違っていた時に、自分の知識を率直に伝えると角が立つことがある。誰も自分が間違っていたなんて思いたくない。自分の間違いを素直に受け止められることは美徳とは思うが、間違いを指摘されると「人間性が否定された」みたいに受け止めてしまう人もままいる。また、自分が知識を持っていることを前面に出すと知識をひけらかしているように感じられる可能性もある。

そういう時は自分の知識としてではなく、ここにいない誰か、例えば架空のフレンドを作って、その人が言っていたことにするといい感じになりそう。

 

「私のフレンドが、ここではこうするといいと言っていたよ!」

 

一応FF14内で使ってみた結果としては、スキルの仕様を勘違いしていた人にこの方法で上手く伝えられた。

ただ、所詮1例だけの話だし、話を聞かない人はどうやっても聞かないかも…。

 

  • 4.困ってそうな人がいたら「大丈夫?」じゃなくて「何か困ってる?」と聞いてみる。

この漫画

 

「大丈夫?」というと色々な思考が駆け巡ってパンクした結果、オウム返しで「大丈夫」と答えてしまいがち。「困ってる?」と聞くと、具体的な困りごとを話してくれる可能性が上がる。

 

現時点では以上となる。

なんとなく書き始めてみたが具体例は結局3つしか思い浮かばなかった。私の人生経験のなさが露呈している気がする…。

 

これ見た人にはHRTを基にしたいい感じの言い回しがあったら是非教えてほしい。

 

 

 

バハムートパーティ 完

およそ3年と8か月前、2016年7月9日にLS:バハムートパーティ(以下バハパ)は始動した。
主催者:イズミさんの記録

wheeze.blog.fc2.com

 

そして2020年2月26日、ついに真成編を踏破し、その軌跡を閉じた。

 

バハパは大迷宮バハムートを実装当時の難易度を再現して、できるだけ自分たちでギミックを考えながら進めてみようという企画になる。練習は大体週1回。超える力の有無とか平均IL制限とか細かいやり方は徐々に変えていったが、ギミックはできるだけ自分たちで解いていき、数回やってわからなければヒントをもらって挑戦という形で進めていった。

 

なぜバハムートなのかというと、ストーリーがイズミさんにぶっ刺さったからだと思っているのだが、真成編を踏破した今、その気持ちが少しだけ分かった気がする。新生から入った私でも心を動かされたのだから、レガシー版からやっているのなら、感動もひとしおだろう。大人が大人している物語は好きよ。アルフィノ・アリゼー好きなら見といたほうがいいだろう。

 

当時の私は邂逅編までは制限ILで攻略を済ませ、制限解除で侵攻編をクリアしていた。侵攻編と同時に真成編も制限解除で行っていたが、当時は制限解除でもクリアできずにそのままになっていた。ただ、侵攻編・真成編共にストーリーは見ずにやっていた。なんとなくストーリーは制限ILできっちり攻略したときに見たいと思っていた。

そんな折だったから、イズミさんの募集にはこれ幸いと参加した。

 

今思い返すと本当に紆余曲折あったなーと思う。

 

初めの方はまだそこまで難易度が高くなかったので、ギミック処理もサクサク進んでいったのだが、やはり邂逅5層のツインタニアから大分苦戦するようになっていた。
十分に予習をしていてもかなり攻略が困難なのに、ギミックを自分たちで考えつつ攻略していくのはかなり苦労した。実際には何回か全滅したらヒントなり解説なりをするが、それで簡単にできるようになるコンテンツではない。

 

それでも何度もやってるうちに、本当に少しずつではあったがだんだんと進められるようになっていった。有志のメンバーが普段の練習日以外でも練習を主催して行ったり、イズミさんが録画した動画を見返したりして2017.5.6に邂逅5層を攻略した。
私が以前に邂逅5層を攻略したときはかなりうれしかったが、今回も負けず劣らず興奮していた。

 

その後侵攻3層までは進めていったものの4層がとんでもなかった。4層を始めたのが2018.4月なので2年近く攻略していたことになる。実際には新しくメンバーになった人と3層以前に行くこともあったし、しばらく攻略が滞っていた時期もあったので、毎週4層をやっていたわけではないが、それでも年単位で時間はかかっていた。


それだけやっていると普通に大型パッチが実装されたり、そこまで出なくとも新しいコンテンツが実装されたりする。私を含め、メンバーが新コンテンツにかかりきりになり、モチベーションの低下から2018.10月ごろにはバハパの開催が困難となってきていた。

 

そこで2019.3月にそれまでのLSを解散し、改めて8人PTで固定を組んで挑戦を続けることになった。再始動後およそ1年近く、ちまちまとネールさんとの戦闘を続けてきた。マラソンが安定してきて、天地崩壊を超え、龍神フェーズを見てきた。しかし、メンバーの一人がリアル都合で脱退し、固定の維持も難しくなったため、残りを制限解除して攻略となった。

 

正直、紆余曲折ありながらもここまで形を保ってきたというのが個人的にはすごいと思う。初期ならまだしも、中盤で攻略頻度が落ちていた時なんて、このまま空中分解しててもおかしくないと思っていた。

元々構造的に弱い組織ではあったと思う。人数を多くした当初のLSの運用だと「進行度」を揃えるのが困難だし、後期のように固定で行うと長期間「8人」を揃え続けるのが至難の業だ。増えればいけない人が出て進行度に差がつく、減ったら当然制限ILでは挑戦すらできなくなる。本来は短期集中で一気に攻略していくのがいいのだろうが、難易度の高さや練習時間の確保の難しさもあり、それも難しい。

 

そんな中でも、イズミさんには練習日や練習メンバーの調整してくれたり、動画を撮ってシェアしてくれたり、攻略の解説をしてくれたりと色々気を回してもらった。そのうちメンバーそれぞれで練習の主催をしたり、練習記録の記事を書いたりしてサポートに回るようにもなっていった。
なんだかんだありながらもバハパの形を維持できたのは皆々様の尽力あってのことだなーと思い返している。いやマジで色々お世話になりました

 

バハパがなければ、大迷宮バハムートに挑むことはまあなかったと思う。結果的にはバハパでもなってしまったが、制限解除でストーリーを追うだけってのはあまりやる気がなかった。どうせだったらいい具合の難易度で生きてーなーと思っていた中でのバハパだったので非常にありがたかった。また下限ILでどこか行ってみましょうかね。

 

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最初の場所で最後の集合SS

 

FCオフ会inシンガポール 4日目

以下記事の続き

 

numamemo.hatenablog.jp

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・4日目

4日目はそれぞれ自由行動だった。自分は単独でハウパーヴィラへ行き、コン・ビャク・マーチ・ルイ・アキリはマリーナベイサンズ近くの何かハイテクっぽいエンタメ施設へ、ニア・ハンは島の方の水族館へ行ったのかな。自由行動になるとそれぞれのどこに行くか色が出て面白いですね。

・ハウパーヴィラ

旅行の自分的目玉の一つ。B級スポット界隈では超有名なシンガポールの名所。もともとはタイガーバームという軟膏の宣伝のために作られたらしいが、なぜか中国の伝承を模した彫像などがほとんどになっている。界隈では結構有名らしく「B級スポット 海外」でググれば結構紹介されている。地球の歩き方にも載っているのでもはやA級と言ってもいいかもしれない。最寄り駅の名前にもなってるので行くのは非常にわかりやすかった。

 

どんな雰囲気かは写真を見てもらったほうが早いだろう。

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入口

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有名な人面ガニ

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なぜ配置されているのか不明なオブジェも多数

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目が死んでる

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こっちは西遊記の場面を模しているみたいだ

まあ、こんな感じでカオスを感じられるような作りになっている。施設の一角にある地獄めぐりはおどろおどろしくて普通に怖かった。

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地獄の様子


彫像については結構綺麗に整備されているように思える。また平日にも関わらず普通に観光客もちょくちょくいて、こういうB級施設特有のわびさびみたいなものはあまり感じられなかったかな。個人的に突き刺さるほどの場所ではなかったかなー…。面白かったんだけどね。

 

ハウパーヴィラを後にして別荘地みたいな通りを抜けて、おしゃれなカフェみたいな店があったのでそこで昼食をとった。泡が乗ったゆずジュースにカニが丸ごと乗ったハンバーガーと、なんともインスタ映えしそうなものが出てきたが、値段がそれなりに高く2,000円くらいしてしまった。味は美味かったんだけどね。

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ケントリッジパーク

そのままケントリッジパークへ向かった。高台にある自然公園みたいなところだ。近くにあるから歩きでいいかなーと思って行ったんだが、結構な高低差を登ることになり途中でタクシーに乗ればよかったと後悔していた(タクシーも通りかからなかったが…)。何とか歩いてたどり着いたが大分疲れてしまった。


着いてみると、ベンチを使っている人はみんな寝転がっていることに驚いた。本当に見る人見る人寝てばかりで、そんなに気持ちいいのだろうか?と思って寝転がってみたら30分くらい昼寝してしまった。気温はそれなりに高いのだが、風がいい具合に通って、樹木で日もさえぎられるのでかなり快適だった。しばらくぼけーっとしてから一通り歩いて見て回った。

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いい天気

当初の予定ではそのままサザンリッジという遊歩道に抜ける予定だったのだが、思った以上に距離があったので、タクシーを拾おうと近くの道に出ようとした。…のだが、出た道が幹線道路でタクシー停められるような道路ではなく、そのままふらふらとさまよい歩くことになる。

残念なことにタクシーが常にあるようなホテルみたいなのも近くになく、炎天下の中30分程度歩き回った末、萎えてサザンリッジに行くことを諦め、とりあえず地下鉄に避難することにした。

 

・セント・アンドリューズ大聖堂

とりあえず地下に避難し、サザンリッジを諦め、セント・アンドリューズ大聖堂に向かった。大規模な白亜の教会ということで、あまり教会をきちんと見たことがなかったので、本格的な教会を見たくて行くことにしていた。
駅を降りて地上に上がってみると、こちらは結構大きな駅だったのでタクシー乗り場が整備されていた。タクシーに乗り込み「to ST.Andrew's」とgoogle map見せながら言ったら何とか通じた。
「何とかなるもんだなー!」と余裕ぶっこいていたら、目的地近くになって運転手が何やら言ってきた。

運転手「◎△$♪×&%¥?」
俺「………??(なんてー?)」
運転手「◎△$♪×&%¥?!!」


何か多分、「ここらへんでいいのか?」みたいなことを言っているような気がする…。
こういう時は「Slowly english please」みたいに言えばいいのかもしれないが、向こうもだんだんイライラしてるような感じもある中で冷静にそんなこと言えるほどの胆力はないのだ。


「………OK!(よく分からんけど)」

 

その他色々言われた気がするが、とりあえずOKで返していたら入口前で降ろされた。領収書見ても何か異常にお金とられているわけでもなさそうだったので、とりあえず安心して教会に向かった。

セント・アンドリューズ大聖堂はまさに本格的な教会といった趣を感じさせた。まあ、マジの教会なんだから当然なんだが。そのまま内部にも入ることができてステンドグラスをはじめとした内装を見ることができた。巨大なステンドグラスに聖母マリアと思われる絵画、鷲のような鳥の彫像とか、本格的な教会ってのはこんな感じなのかーと色々見て回っていた。

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その後はリトルインディアに向かっていたコン、ハン、ルイと合流した。

 

・リトルインディア

名前の通りのインド人街。シンガポールの中では一番 ゴミゴミした印象を受けた。シンガポールは一応ポイ捨ては罰金刑があったはずなんだが、この近辺は結構ゴミが散らかっていたように思う。あと歩きたばこも罰金刑のはずだがやってる人いたな。本場よりはよっぽど少ないんだろうけど、なんというかイメージ通りといったところ。

でもこういうゴミゴミした裏路地の雰囲気は好き。

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一通り見て回ってホテルに戻ってきた。

 

他の人たちの4日目はこんな感じだった模様

 

チャンギ国際空港

ジュエル夕方にホテルへ集合し、タクシーで空港へ向かう。いよいよ旅行も終わりに近づいていた。
出発までは空港内のジュエルという商業施設で過ごすことになる。

 

ここで結構印象が変わったのがマーチさんだった。
ジュエルではアーリーチェックインも受け付けていたが、少々システムが分かりにくく全員が混乱気味だった。
その中でマーチさんが順番に必要な情報をまとめ、みんなに共有して、最終的に全員アーリーチェックインを受けることができた。

混乱気味になっているところを丁寧に初めから情報をまとめようとするのはすごいなーと思う。個人的に今までは「マーチちゃん」というイメージが強かったが、今は「マーチ姐さん」というイメージも出てきた。

 

チェックインを済ませてから、中をゆっくり見つつ食事に向かった。
ジュエルの中心部にはガラス張りの滝が流れており、ライトアップもされて壮観な眺めとなっている。

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シンガポール最後の晩餐はまだ食べていなかったカヤトーストか寿司にするか迷ったが、結局寿司にした。

アキリさん(だったっけ?)に「これから日本に帰るのに寿司…?」と驚かれてしまったが、考えてみてくれ。シンガポールローカライズされた寿司なんてシンガポールでしか食えないんですよ!。

シンガポール料理を出す店なんて都市部に行けば日本にだってある。だが「海苔の代わりにマンゴーやらチーズを巻いた寿司」とか日本で探すのは難しいぞ!、多分!。というわけでご当地寿司を食べてきたのだが、ゲテモノっぽいものも意外と美味かった。さすがに一等観光施設で出しているだけはあるのだなあと感心してしまった。

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だんだんフライトの時間が迫る中、最後にジュエルの上層にある渡り廊下を渡ってみた。数十メートルほどの道なのだが、床が透明になっており、何十メートルと浮かんでいる足元の風景が明確に見える。それも半端な透明具合ではなく、本当にくっきり下が見えるほどの透明具合で結構恐ろしい。
ニアさんはこういうのが得意らしく、大はしゃぎで写真撮っていてさすがの強さだった。

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透明床から下を見た光景

・旅の終わり

いよいよフライト時刻が迫り、出国後エリアへ向かう。こっちの空港は出国後エリアにもかなり大きな商業エリアがあった。関空組のルイさんと一緒にフライトを待っていたが、こちらはしばらく時間があったため、商業施設の方をふらふら歩いて物色していた。

ニアさんやハンさんが紅茶を買っていたので、触発されて自分も買ったりしていた。ロイヤルダージリンは癖がなくてめちゃくちゃ飲みやすい。あまり紅茶は得意じゃなかったけどいい買い物をしたな。

 

無事寝過ごすこともなく飛行機に乗り、約5時間のフライトを経て、関空まで戻ってきた。
日本に帰って来たときは言葉が苦も無く通じることにかなり安心した。電車を乗り継いで自宅に到着し、今回の旅が終了した。

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帰りに見えた日の出

 

ニアさん企画ありがとうございました!
今回の旅行で海外の行き方が一通り経験できたので、またどこかへ行ってみたいね。次はヨーロッパ辺りを目指しましょうかね。

 

・その他

放浪癖

どうも私には放浪癖というか、面白そうなものを見つけるとふらふらとそっちに行ってしまう癖があるので、「ヌマさんどこ行った!」と言われることがままあった。

一時的にはぐれても大抵は走って追いつくのだが、はぐれてしまうこともあったりするので迷惑かけるかなと思っていたが、長崎オフ会にも一緒していた白夜さんが他の人にも放浪癖について語っていてくれたらしく、大分理解がある感じでありがたかったですね。

 

ご飯

個人的に一番ローカル感があって美味かったのは1日目のアラブ系の店だったかな。一番腹が空いていたからというのも多分にあるとは思うけどね。

3日目のチリクラブの店も美味かった。さすがに高級店なので、安定したうまさがあった。

あとローカルフードと言えばチキンライスも鶏肉がつるつるして美味いしスープも美味い。ラクサという麺料理もあったんだが、自分としてはあまり美味いとは思わなかったかな…。思ったよりココナッツミルクが強くて甘い感じがあった。

ホテルの朝食は可もなく不可もなく。デザートがあったが、あまり自分好みではなかった。レパートリーが少なく、もう少し長くいたら絶対飽きていたと思う。

FCオフ会inシンガポール 3日目

 以下の続き

numamemo.hatenablog.jp

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・3日目

3日目も6時ごろに起きて、今度は西側を散策。教会を2か所ほど周り、リトルインディア近辺まで足を運んだ。路上でバザーのように物を売り買いしてる人たちがいたりして面白かった。

  

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そうそう、この時にホームレスなのか、地面で寝そべってたむろしている場所があった。日本だと段ボールを敷いて寝てたりするが、コンクリートの地面の上に直接寝そべっていて体痛くないんかなとか思ったりした。
道中、何かめっちゃインパクトのある壁アートがあった。シンガポールの都市部ではしばしばこんな感じの壁アートが描かれている。

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・ジュロンバードバーク

ホテルに戻ってからは昨日と同じように朝飯食って観光へ。
この日はジュロンバードパークへ行った。バードパークは鳥類に特化した動物園みたいなところ。The南国みたいな色鮮やかな鳥とかペリカンとか日本だとあまり見ない鳥が見られた。

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一時期けものフレンズで話題になっていたハシビロコウも見れた。噂にたがわぬ眼光の鋭さで、羽は一枚一枚が鱗みたいになっていてなかなかかっこいい。

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アキリさんは鳥が好きなようで、見たい鳥もいくつかあった様子。バードパークにいた鳥の中ではクジャク、特にクジャクの胴体が好きらしく、クジャクが現れるとなかなか興奮していたのが印象的だった。

 

昼飯はバードパーク内で食べたのだが、小型の鳥が店内に入ってきており、食べ終わった皿の残りを常に狙っていた。店員も追い返すことはしなかったので、これが日常風景なのかもしれない。

 

・ショッピングセンター

1時半ごろにバードパークを後にして、でかいショッピングセンターに行ってきた。そのなかのスーパーで各々気になったものを買って過ごした。品ぞろえは日本の駅地下デパートみたいな感じを想像してもらうと近いだろうか。意外と日本製のお菓子もあったりして(表記も日本語のままだった)、結構人気なのかもしれない。
個人的には胸がときめくような品はなかったものの、ちょっと気になったのでポテチと何かよくわからないパック入りの保存食っぽいものを買った。
帰国してから食べてみたが、ポテチはともかく保存食はまずかった…。バナナが入ってるから大丈夫だろうと思っていたが、バナナの味は香る程度であんまり味がしなかった。


そのほか、美味そうなものは色々と売っていたのだが、いかんせん腹がいっぱいになっており、見て回るだけで終わってしまった。

 

・アラブストリート等

その後、一旦ホテルへ戻り夕食までホテル近くのアラブストリート近辺をを散策した。地球の歩き方にはアラブ系の店は日曜日は休みが多いと書いてあったが、思ったよりは開いている店が多かった。

道沿いの店を見て回ってみると色とりどりの絨毯やライト、ドレスなどが並んでおり見るのも楽しい。ああいうアラブ調の織物とかは実物を見たことはあまりなくて、興味もあまりなかったのだが、今回で結構好きになってしまった。とはいえ大きな敷物とかは置くスペースがないため、自分はコースターを購入。ルイさんは2.4万円の絨毯を買っていてなかなか豪快であった。

 

アラブストリートで購入したもの。香水瓶は4日目に購入した。

 

アラブストリート近辺を散策した後、その足でブギス・ストリートという場所に向かった。この通りは小規模な個人店舗が軒を連ねており、日本でいう原宿のような場所となっている。日曜日というのもあってかかなり人通りは多い。

通りの左右にも路地が広がっていて軽く迷路に来たような印象を受けた。通りを抜けると中華系?っぽい大通りに繋がる。こっちでは果物を販売している店もあった。ドリアンを食べてみたかったのだが、この後に美味い夕食を食いに行くこともあり断念。ゴールの観音堂で軽く参拝してホテルへ戻った。

こんな感じの路地がいくつもあった。

 

・ジャンボシーフードで中華料理

ホテルで集合し、今回の旅の目玉のチリクラブを食べに、ジャンボシーフードという店に向かった。川沿いにあるかなり本格的な中華料理屋という感じでテンション上がる。肝心のチリクラブの感想としては、ソースは間違いなく美味いがひたすら食いにくい。茹でたカニがほぼそのまま入っており、その殻を剥きつつ食べるので、慣れないと結構大変だと思う。

チリソースはほんと美味い。揚げパンにつけて食べたり、チャーハンにかけて食べたりしても美味い。個人的にはこのソースだけ売ってほしいところ。チリクラブ以外のご飯もどれも美味しく、さすが予約必須の人気店なだけはある。

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肝心のチリクラブを映した写真がなかった…。

 

店の周辺はおしゃれな飲み屋街みたいな雰囲気で様々な食事処が連なっていた。あとアーケード代わりにでかい傘が上に広がっていて、夜になるとライトアップされており綺麗だった。この時はさすがに満腹だったが、今度来ることがあればこの辺の店で食べ歩きしてもよさそう。

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マーライオン~マリーナベイサンズ

その後は川沿いに下りながら、マーライオンからのガーデンズ・バイ・ザ・ベイを回ってマリーナベイサンズに向かう(多分)王道ルートを進んだ。残念ながらマリーナベイサンズのレーザーイベントはコロナウイルスのため中止となっていたが、道中の夜景が非常に綺麗な場所だった。

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マリーナベイサンズを見上げる。近くで見るとその威容に圧倒される。


この道中は旅行中で一番自分の衝動性が出てきた所のように思う。特にガーデンズはライトアップが自分好みで、たびたび皆から離脱してそこら辺で写真撮っていた。ちょうどチームラボによる卵型の光るオブジェの展示もあって、それもかなり興奮して、写真撮っては走って写真撮っては走ってを繰り返していた。

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マリーナベイサンズでは宿泊者以外でも入れる屋上のクラブバーに入ってパリピごっこをしてきた。有名な屋上プールの隣にあり、眺望は素晴らしいの一言。

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クラブバーは人生で初めて入ったが、どんちゃんどんちゃんといった感じで音がやかましいなーという印象。アニソン流してくれればさらに楽しかったなー。絶対想定客と違うだろうけど…。

 

この日は色々と詰め込んで動きまくった1日だった。ホテルに帰ったらすぐ寝ようかと思っていたが、4日目の自由行動の計画を決めてなかったので、地球の歩き方とにらめっこしていたのだった。

FCオフ会inシンガポール 2日目

 

前記事の続き

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■2日目

2日目は6時ごろ起きた。日が出るのが遅いようで外はまだまだ真っ暗で人通りもまばらだった。これ幸いと散歩に繰り出した。私は人通りの少ない路地だったりが好きなので、撮影が非常にはかどる。

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北にあった団地では現地の爺さん婆さんが店でたむろしており、こちらでも年寄りの朝が早いのは共通なようだった。

 

その後朝食を食べて、動物園組(ニア・ビャク・マーチ・アキリ・私)と街歩き組(コン・ハン・ルイ)に分かれて出発。動物園組はバスでシンガポール動物園に向かった。

 

このバスが2階建で天井が開いているタイプだったので、2階に陣取って気持ちいい風を浴びていた。景色もよく、日本だったら建築法的にアウトなんじゃないかと思うような奇抜な建築物を色々見ていた。

 

シンガポール動物園

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動物園は日本では見たことないレベルのでかいワニがいたり、像のエサやりショーが観れたりしてなかなか面白い。途中で結構な大きさのトカゲが出てきて、どっかから脱走したのか?と思っていたが、どうやら野生のトカゲだったらしい。3日目のバードパークでもトカゲを見たので、どうやらシンガポールには鹿とか狸くらいのレベルでトカゲが出てくるみたいだ。

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大きさ分かりにくいけど、パッと見てびっくりする程度には大きい。

 

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ゾウのエサやりショー。かなりアクティブにゾウが動いていたのが印象的。

 

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コウモリをかなり間近で見ることができた。

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なんだか哀愁が漂う熊

 

個人的なハイライトはチンパンジー。この昼下がりにダラーっとしてるおっさん感がめっちゃ好き。チンパンジーは猿の中では結構うるさい部類らしいけど今回のチンパンジーはみんな寝ていたりしておとなしかったですね。

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動物園を一回りしてから街歩き組と合流。向こうはシンガポール唯一の温泉に行って温泉卵作っていたらしい。4日目の朝食で食べたけど普通に美味い温泉卵だった。


その後全員でナイトサファリに行った。

文字通り夜に乗り物(トラム)に乗って動物を鑑賞する施設。前半はまだ日があって大分明るかったが、後半は日も完全に沈んでナイト感が出ていた。追加で数百円出すと日本語解説付きのトラムに乗れるのだが、なんと普通のトラムにもイヤホン刺せば日本語解説が聞けるので、イヤホン持っていけば日本語解説付きのトラムは必要ないのだった。

 

 施設内はローカルフードが食べられるフードコートがあった。

 

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ナイトサファリで数少ないまともに撮れた写真

一通り見て回った後、動物ショーを見てからタクシーで22時くらいにホテルへ戻ったと思う。さすがに疲れたのでその日はそのまま寝ることにした。なお、コン・ビャクペアはこの日も夜遊びしていたらしい。体力すげーよ…。