以下記事の続き
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・4日目
4日目はそれぞれ自由行動だった。自分は単独でハウパーヴィラへ行き、コン・ビャク・マーチ・ルイ・アキリはマリーナベイサンズ近くの何かハイテクっぽいエンタメ施設へ、ニア・ハンは島の方の水族館へ行ったのかな。自由行動になるとそれぞれのどこに行くか色が出て面白いですね。
・ハウパーヴィラ
旅行の自分的目玉の一つ。B級スポット界隈では超有名なシンガポールの名所。もともとはタイガーバームという軟膏の宣伝のために作られたらしいが、なぜか中国の伝承を模した彫像などがほとんどになっている。界隈では結構有名らしく「B級スポット 海外」でググれば結構紹介されている。地球の歩き方にも載っているのでもはやA級と言ってもいいかもしれない。最寄り駅の名前にもなってるので行くのは非常にわかりやすかった。
どんな雰囲気かは写真を見てもらったほうが早いだろう。
まあ、こんな感じでカオスを感じられるような作りになっている。施設の一角にある地獄めぐりはおどろおどろしくて普通に怖かった。
彫像については結構綺麗に整備されているように思える。また平日にも関わらず普通に観光客もちょくちょくいて、こういうB級施設特有のわびさびみたいなものはあまり感じられなかったかな。個人的に突き刺さるほどの場所ではなかったかなー…。面白かったんだけどね。
ハウパーヴィラを後にして別荘地みたいな通りを抜けて、おしゃれなカフェみたいな店があったのでそこで昼食をとった。泡が乗ったゆずジュースにカニが丸ごと乗ったハンバーガーと、なんともインスタ映えしそうなものが出てきたが、値段がそれなりに高く2,000円くらいしてしまった。味は美味かったんだけどね。
そのままケントリッジパークへ向かった。高台にある自然公園みたいなところだ。近くにあるから歩きでいいかなーと思って行ったんだが、結構な高低差を登ることになり途中でタクシーに乗ればよかったと後悔していた(タクシーも通りかからなかったが…)。何とか歩いてたどり着いたが大分疲れてしまった。
着いてみると、ベンチを使っている人はみんな寝転がっていることに驚いた。本当に見る人見る人寝てばかりで、そんなに気持ちいいのだろうか?と思って寝転がってみたら30分くらい昼寝してしまった。気温はそれなりに高いのだが、風がいい具合に通って、樹木で日もさえぎられるのでかなり快適だった。しばらくぼけーっとしてから一通り歩いて見て回った。
当初の予定ではそのままサザンリッジという遊歩道に抜ける予定だったのだが、思った以上に距離があったので、タクシーを拾おうと近くの道に出ようとした。…のだが、出た道が幹線道路でタクシー停められるような道路ではなく、そのままふらふらとさまよい歩くことになる。
残念なことにタクシーが常にあるようなホテルみたいなのも近くになく、炎天下の中30分程度歩き回った末、萎えてサザンリッジに行くことを諦め、とりあえず地下鉄に避難することにした。
・セント・アンドリューズ大聖堂
とりあえず地下に避難し、サザンリッジを諦め、セント・アンドリューズ大聖堂に向かった。大規模な白亜の教会ということで、あまり教会をきちんと見たことがなかったので、本格的な教会を見たくて行くことにしていた。
駅を降りて地上に上がってみると、こちらは結構大きな駅だったのでタクシー乗り場が整備されていた。タクシーに乗り込み「to ST.Andrew's」とgoogle map見せながら言ったら何とか通じた。
「何とかなるもんだなー!」と余裕ぶっこいていたら、目的地近くになって運転手が何やら言ってきた。
運転手「◎△$♪×&%¥?」
俺「………??(なんてー?)」
運転手「◎△$♪×&%¥?!!」
何か多分、「ここらへんでいいのか?」みたいなことを言っているような気がする…。
こういう時は「Slowly english please」みたいに言えばいいのかもしれないが、向こうもだんだんイライラしてるような感じもある中で冷静にそんなこと言えるほどの胆力はないのだ。
「………OK!(よく分からんけど)」
その他色々言われた気がするが、とりあえずOKで返していたら入口前で降ろされた。領収書見ても何か異常にお金とられているわけでもなさそうだったので、とりあえず安心して教会に向かった。
セント・アンドリューズ大聖堂はまさに本格的な教会といった趣を感じさせた。まあ、マジの教会なんだから当然なんだが。そのまま内部にも入ることができてステンドグラスをはじめとした内装を見ることができた。巨大なステンドグラスに聖母マリアと思われる絵画、鷲のような鳥の彫像とか、本格的な教会ってのはこんな感じなのかーと色々見て回っていた。
その後はリトルインディアに向かっていたコン、ハン、ルイと合流した。
・リトルインディア
名前の通りのインド人街。シンガポールの中では一番 ゴミゴミした印象を受けた。シンガポールは一応ポイ捨ては罰金刑があったはずなんだが、この近辺は結構ゴミが散らかっていたように思う。あと歩きたばこも罰金刑のはずだがやってる人いたな。本場よりはよっぽど少ないんだろうけど、なんというかイメージ通りといったところ。
でもこういうゴミゴミした裏路地の雰囲気は好き。
一通り見て回ってホテルに戻ってきた。
他の人たちの4日目はこんな感じだった模様
ジュエル夕方にホテルへ集合し、タクシーで空港へ向かう。いよいよ旅行も終わりに近づいていた。
出発までは空港内のジュエルという商業施設で過ごすことになる。
ここで結構印象が変わったのがマーチさんだった。
ジュエルではアーリーチェックインも受け付けていたが、少々システムが分かりにくく全員が混乱気味だった。
その中でマーチさんが順番に必要な情報をまとめ、みんなに共有して、最終的に全員アーリーチェックインを受けることができた。
混乱気味になっているところを丁寧に初めから情報をまとめようとするのはすごいなーと思う。個人的に今までは「マーチちゃん」というイメージが強かったが、今は「マーチ姐さん」というイメージも出てきた。
チェックインを済ませてから、中をゆっくり見つつ食事に向かった。
ジュエルの中心部にはガラス張りの滝が流れており、ライトアップもされて壮観な眺めとなっている。
シンガポール最後の晩餐はまだ食べていなかったカヤトーストか寿司にするか迷ったが、結局寿司にした。
アキリさん(だったっけ?)に「これから日本に帰るのに寿司…?」と驚かれてしまったが、考えてみてくれ。シンガポールでローカライズされた寿司なんてシンガポールでしか食えないんですよ!。
シンガポール料理を出す店なんて都市部に行けば日本にだってある。だが「海苔の代わりにマンゴーやらチーズを巻いた寿司」とか日本で探すのは難しいぞ!、多分!。というわけでご当地寿司を食べてきたのだが、ゲテモノっぽいものも意外と美味かった。さすがに一等観光施設で出しているだけはあるのだなあと感心してしまった。
だんだんフライトの時間が迫る中、最後にジュエルの上層にある渡り廊下を渡ってみた。数十メートルほどの道なのだが、床が透明になっており、何十メートルと浮かんでいる足元の風景が明確に見える。それも半端な透明具合ではなく、本当にくっきり下が見えるほどの透明具合で結構恐ろしい。
ニアさんはこういうのが得意らしく、大はしゃぎで写真撮っていてさすがの強さだった。
・旅の終わり
いよいよフライト時刻が迫り、出国後エリアへ向かう。こっちの空港は出国後エリアにもかなり大きな商業エリアがあった。関空組のルイさんと一緒にフライトを待っていたが、こちらはしばらく時間があったため、商業施設の方をふらふら歩いて物色していた。
ニアさんやハンさんが紅茶を買っていたので、触発されて自分も買ったりしていた。ロイヤルダージリンは癖がなくてめちゃくちゃ飲みやすい。あまり紅茶は得意じゃなかったけどいい買い物をしたな。
無事寝過ごすこともなく飛行機に乗り、約5時間のフライトを経て、関空まで戻ってきた。
日本に帰って来たときは言葉が苦も無く通じることにかなり安心した。電車を乗り継いで自宅に到着し、今回の旅が終了した。
ニアさん企画ありがとうございました!
今回の旅行で海外の行き方が一通り経験できたので、またどこかへ行ってみたいね。次はヨーロッパ辺りを目指しましょうかね。
・その他
放浪癖
どうも私には放浪癖というか、面白そうなものを見つけるとふらふらとそっちに行ってしまう癖があるので、「ヌマさんどこ行った!」と言われることがままあった。
一時的にはぐれても大抵は走って追いつくのだが、はぐれてしまうこともあったりするので迷惑かけるかなと思っていたが、長崎オフ会にも一緒していた白夜さんが他の人にも放浪癖について語っていてくれたらしく、大分理解がある感じでありがたかったですね。
ご飯
個人的に一番ローカル感があって美味かったのは1日目のアラブ系の店だったかな。一番腹が空いていたからというのも多分にあるとは思うけどね。
3日目のチリクラブの店も美味かった。さすがに高級店なので、安定したうまさがあった。
あとローカルフードと言えばチキンライスも鶏肉がつるつるして美味いしスープも美味い。ラクサという麺料理もあったんだが、自分としてはあまり美味いとは思わなかったかな…。思ったよりココナッツミルクが強くて甘い感じがあった。
ホテルの朝食は可もなく不可もなく。デザートがあったが、あまり自分好みではなかった。レパートリーが少なく、もう少し長くいたら絶対飽きていたと思う。