沼メモ

FF14(槍鯖)、その他ゲームやらなんやらの話題を書きたい。

Half-Life: Alyx 感想

冬にVRHMDのValve Indexを衝動買いしてしまったが、いまいち使わずにこれまで来てしまった。

VRゲームってソーシャルゲームか物語性の薄いゲーム的なゲームしかないイメージでいまいちのめりこむことができていなかった。

しかし、Indexの購入特典でいつの間にかこのゲームがインストールされており、かなり評判が良かったのでやってみることにした。結果から言えばすごいVRゲームだった。

 

Half-Life: AlyxはHalf-Lifeというシリーズの3作目。今作は1と2の間の話らしい。あいにくHalf-Lifeシリーズというもの自体を初めて知ったので、ストーリーはさっぱり分からなかった。

しかしストーリーが分からなくても世界観にどっぷり浸かれるほどの没入感があった。さすがはValveが肝いりで出してきたゲームという感じがする。

 

  • リアリティの強さ

ゲームを始めてとりあえずスゲー!!と思ったのは手にできる物の多さだった。そこら辺にある瓶や缶を(ゲーム的には特に意味はないが)持つことができる。Indexコントローラーだからか強く握りしめると缶が握りつぶされる。この「ゲーム的に特に意味はないが干渉できる」というのがすごい没入感を生み出しているように思う。後、ペンを持ったらガラスに落書きができるところもあり、それもリアリティが強くてスゲー!!と興奮していた。
この辺はこの記事を参考にすると分かりやすい

game.watch.impress.co.jp 

  • 銃撃の楽しさ

他にも拳銃の挙動もリアリティが強く感じられる。アイアンサイトでしっかり狙えて、狙ったところにしっかり弾が飛んでいく。それまでのVRFPSってアイアンサイトは飾りみたいなイメージがあったから、しっかり狙えるというのはすごく楽しかった。弾切れ後にリロードしたらスライドを引いて弾を装填するのも楽しい。
銃撃戦もすごい銃撃戦してるー!!って感じで、物陰に隠れて銃撃をやり過ごし、隙を見て打ち返すのはめっちゃっカッコイイ。

 

  • キモイキモイグロイグロイ…

敵は主に人型の敵とエイリアンとゾンビがいるのだが、エイリアンはひたすらキモイし、ゾンビはめっちゃグロい。エイリアンは虫っぽい挙動をしてこちらに迫ってきて、ゾンビは普通に臓物が見える。結構精神的に来るものがあった。苦手な人はまず無理だろう動きで迫ってくるため、やれる人は限られるだろうなーとは思う。

 

  • ストレスレスな機能

本作ではアイテムを遠くから引き寄せるグラビティ・グローブという機能がある。これがアイテムを取得する作業を巧みに簡略化してストレスを軽減している。もしグラビティ・グローブがなくていちいちアイテムを取り行かなければならなかったら、かなりストレスがたまるゲーム体験だっただろう。
また挙動に関する設定も豊富に用意されている。移動に限ってもワープ式、歩く式、高速移動式とあり、自分の感覚に合わせて選択することができる。
VRゆえのリアリティと便利さが両立していてとても快適なゲームになっていると感じる。

 

今作を遊んでIndex買ってよかったなーと強く思った。他のHMDで試したりはできないが、Indexの機能ゆえに満足感高まった気がする(特にコントローラー周り)。MODもこれから出てくるようなので、出来たらそちらも遊んでみたい。