.hack GU Vol2終わった。
FF14の自キャラ年表書くという自分でもよくわからないことに熱中して、少しばかりプレイが滞っていた。
ゼノブレイド2も発売され、どうやって進めていこうか悩んでいたりしているが、とりあえずVol.2は終わらせた。
プレイ時間は25時間ほど。物語の核心部分が徐々に明かされていくが、まだまだ謎が残っていくような感じ。
以下ネタバレ記事
アトリがAIDAに刺され、倒れたところからVol.2が始まる。
一応アトリは無事だったが、碑文データをAIDAにぶっこぬかれていた。
同時に、力を増したAIDAはAIDAサーバーと呼ばれる、独自のサーバーを作り出し、オンラインのPCをそこに閉じ込める。
しかも、リアルの意識がネットのキャラに移っているような状態になったらしく、ログアウトもできないという恐怖を味わうことになる。
はたしてハセヲたちはAIDAサーバーから脱出できるのか。AIDAとは?トライエッジの正体とは?
だんだんと謎が明かされていくが、まだまだ終わりの見えないVol.2。
見どころとしてはハセヲの仲間への関わり方の変化があった。
まずハセヲが仲間意識に目覚めるところ。いままでソロで活動し、それでなんでもやってきたハセヲだったが、AIDAという圧倒的な困難を前にして、自分の無力さに気づき、仲間と進もうとするところはVol.1からの変化を感じられた。
とあるクエストで、ギルドのメンバーと一緒に挑戦したものの、焦るあまり、「一人でやった方が効率いい」と単独行動をしてしまう。
しかし、心を支えてくれていたメンバーのことを思い出しての2枚目の顔ですよ。良い表情だ。
また、アトリへの関わり方も見ていて面白い。
中盤、榊から「これまでのアレコレは全部お前のせいだ。みんなお前を許さないだろう。だが私だけはお前を見捨てない。だからお前は私に従わなければならない」と洗脳されるアトリ。なんやかんや榊に洗脳されたアトリは大事件を起こす。
事件を解決する途中でアトリの過去を垣間見ることになるが、人間関係で苦労したんだな―と分かる。
「あの番組みたー?見てないとかありえないでしょー(笑)」
「よその子はよその子、あなたはあなた」
初めてブランド物の服を着てみたが、親からは「世間様が見ているんだからそんなちゃらちゃらした格好は絶対許しません」と言われ、いつもの服を着ていけば友人から「ださい」と言われる。
いちいち人様の言うこと真に受けて、どうすれば認められるか悩んでいたところで、なんでも肯定してくれる榊に依存していったんだろうなー。
なんだかんだでハセヲに説得(物理)され、とりあえず正気に戻ったアトリだったが、自分が起こしたことに混乱し、「どうしようどうしよう…」というばかり。
ハセヲは「お前は逃げてるだけだ。傷ついた傷ついたとわめいて、悲劇のヒロイン気取っているだけだ。本当に償うつもりがあるのなら、どうしようなんて聞かずに、目を開いて、耳をすまし、思考しろ。一歩でも多く歩け。それが責任を負うってことだ」と一喝。
Vol.1のハセヲは感情のままに怒って、プレイヤーをドン引きさせるような痛々しさがあった。しかしここにきて、決して優しくはないけれど仲間を思ってのこの言動。ハセヲが変わっていっていることを感じさせる。
またエンデュランスの熱烈すぎる親愛の情も見ていて面白い。
ミアへ依存しすぎて、ひきこもりになっていたエンデュランス。ミアというのがどういう存在なのかよくわからなかった(前作のキャラっぽい?)が、ミアに認められるために頑張っていたのに、ハセヲに倒されて、そのうえミア(AIDAが擬態していた猫)も消え、自分の存在価値が見出せなくなっていた。
絶賛ひきこもり中のエンデュランス
しかし、碑文使いが必要なハセヲに「お前が必要だ!」と説得される。当初は乗り気ではなかったが、ハセヲがピンチになったとき、まるでタイミングを計ったかのようにさっそうと仲間に加わる。そしてハセヲに対して「僕は君を守る」と宣言するのだった。
…うん、ちょっと重すぎるかな…。依存対象がミアからハセヲに変わっただけじゃない?大丈夫?
「君に僕のすべてを捧げる」と愛の告白を行うエンデュランス
最後になかなか衝撃的な事実も明かされたりするんだけど、Vol.2で印象的だったのは、やっぱりハセヲの変わりようだったなーと思った。
また他のゲームと並行してVol.3以降も進めていきたい。